モン・サン・ミッシェル近辺のノルマンディーの海は
汐の満ち引きが激しいということは、
世界的に有名ですが、これは、月の影響を強く受けているということ。

オーストラリアとこのあたりの2つの地域が地球上で一番
月の力の影響を受けていて、海の満ち引きが激しいのだそう。

そういうことだったのか~!とさっき初めて理解しました。
だって、本当に、この島なんて、
満ち潮の時は、島のまわりのほとんどの小さな島が全て海の中に沈み。
引き潮の時は、何百という小さな島が現れるし、
こうして、引き潮の時は、普段海の上を歩いて探索できる。

どうして、こんなに大きな海の満ち干きがあるのか、
いまいち解っていなかった。
つまり、それだけ、自然のパワーを受けている土地。
そりゃあ、5分でも海水浴した日は、
ばたんきゅーと眠るわけだ。

家があるのは、海から本当に徒歩5分のところだから。
家にいたって、海風を受けまくっているわけで。
そりゃあ、眠っていても、パワー充電しまくり。

というわけで。写真は、ショゼイ島の引き潮の時間。
普段は海の底の見渡す限りの砂浜を歩き続けました。
この広さと日射しでここにくると夜は疲れ果てる
(といっても、もちろんいい意味の疲れ。
 邪気が抜けまくって、夏休みのプールの後の感じ。)のかと思ったけど、
どうやら、特別な海と月のエネルギーを受けながら歩いたからか、
帰りの船では、旅行者全員、顔つきが違いましたもの。
さわやかというか、子供のようというか。みんな動物っぽい顔になっていた。

地平線とあおい空を見ながらハイキングして、
火星だか木星だか、知らない星にでも来ているみたいだったもの。

「こんな島や岩や砂浜って、いつからあるのかな。何百年、何千年かな。
  そうだとしたら、一人の人間の存在なんて、この岩や砂浜からしたらちっぽけだねえ。」
「まあ・・・何億年かもね。」なんて壮大な想像をしながら、お弁当を食べた。

ショゼイ島に行くには、
グラン・ビルの港から船で1時間


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美しい岩があちこちに。いろんな形に見えるのがおもしろい。
paris暮らし

川のように、海の水の残りがあちこちで流れています。
最初は、靴のままぴょんぴょん川を渡っていたけど、
途中からは、こんな風に裸足で歩いた。
水があったかくてすっごく気持ちよかった~!
海の底を歩いてパワー充電。なかなかできない体験。
paris暮らし

しつこいですが、ここは普段は、海。つまり満ち潮の時間にここに座っていると
溺れます!あっというまに、すごい勢いで、満るので、毎年
モン・サン・ミッシェル付近ではハイキングの
遭難者が出て救助隊がでる騒ぎになるので、
歩いて湾を渡る人は、必ずガイドといっしょでなければいけない決まり。

ここの島も満ち潮になったら、全員安全な海岸に非難しなければいけないというのに、
ここには、なーんにも、表示や看板や警告がない!
「今日は真夜中が満潮だから17hには満ち始めるから
15h30には、非難し始めるよ!」とm。
(真夜中0hが満潮なら、お昼の12hは一番の引き潮。そして、その時間は、毎日ずれていくので、今日は何時が満潮で何時から満ち始めるの?と調べていないと大変なことになります。)

「ぼんやりうっかり、昼寝でもしちゃったら、危ないよねええ。そういう人いないの?
 日本だったら、きっと、あちこちに看板とかアナウンスとか大騒ぎで注意するよ。」
(まあ、日本の看板やアナウンスは子供じみていて過剰だなあとも思うけど。)
といったら、「そりゃ、ある程度は理解していない観光客もいるだろうけど、
ちゃんと救援隊も整備されているし、大人は自分で気をつけるものなんだよ。」だそう。

このあたりの海に遊びに来るということは、
必ず汐の満ち引きを調べていないといけないわけです。
引き潮だと浅すぎて海水浴もできないし。満ち潮だと、本当に危険なのでご注意を!
paris暮らし

見て下さい、この透明な水。
ここで初めて海水浴したとき、
こーんな透明な海があるんだーと感激しました。
この島は波が全くないので、まるで塩の水の湖で泳いでいるみたいです。
この後、満ち潮の時間を待って、泳ぎましたよー!
paris暮らし