呼吸法の研究はかれこれ、
25年くらいしているので、
いろんなメソードを試してきましたが、
最近また、あちこちから
呼吸についての情報がどんどん集まっている。
管楽器奏者、歌手はもちろんですが、
特に楽器演奏をしない方にも
呼吸法レッスンしていますので、
是非試してみて下さいね。→☆
呼吸は、大事です。
ヨガでも座禅や瞑想でも呼吸のことを
一番大事にしますが、
何しろ目に見えないことなので、
なかなか自分が良い呼吸ができているのか
いないのか、実感しにくいところです。
楽器演奏の場合は、息が音になりますから、
すぐにわかるわけですが。
その息のスピード、方向、量となると、
やっぱり目に見えないので、
なかなかコントロールが難しいものです。
呼吸は、無理矢理たくさんいれて、
たくさん吐いてとイメージしがちですが、
実は、もっと自然に力まずにがポイントです。
最近のフランスのコンセルバトワール教授達のレッスンでは、
本当に力を入れないということが主流になっています。
床に寝て、全身の力を抜く。
とにかく呼吸を意識しない。
無理に吸わない。
力まない。周りの音に耳を傾ける。
・・・そんなところから、呼吸法レッスンは始まります。
そして、音楽もそうやって、
まず無音を皆で聞く事から始まるのです。
***
誰でもすぐできる
最近試してよかったメソードをひとつ。
立っても座ってもいいので、
目を閉じて
姿勢を正して静かに自分の
呼吸の様子を一分くらい観察します。
丹田(おへその少し下。)を意識します。
口を閉じて、鼻からゆっくり呼吸します。
目を開けて
右手の脇を少しあけて肘を右側に軽く上げます。
肘を固定して手を内側に大きく円を描くように回します。
(車の誘導をしている人のような感じです。)
ゆっくり10回。
手を回す事で肺をゆっくりマッサージするような気持ちで。
手を回すたびに肺が広がるイメージで。
今度は、外側に手を回します。
しっかり息を吸いながら・・・。
ゆっくり息を吐きながら・・・・。
15回。
同じ事を左手でも。
以上です。
***
たったのこれだけで、
このメソードをする前よりずっと楽に
深く呼吸できるようになります。
呼吸が浅くなっているとろくなことを考えません。
1日中、この静かで深い呼吸で過ごせると
いつのまにか、心穏やかに過ごせるのです。
たまには無音の部屋で
蝋燭の光や間接照明。
静かに呼吸して、
静かな優しい声で話してみませんか?
このメソードは、
こちらの本を参考に、
アレンジしたものです。→☆
能のメソードと考え方を取り入れた本当に素晴らしい本で、1ページづつ読みながら
何度も何度も頷いてしまうほどでした。
今更呼吸のレッスン?と始めて気功呼吸レッスンなど受けたときは、
私も半信半疑でしたが、ヨガと気功のレッスンで呼吸法を何度もやっているうちに、
大分普段の呼吸も楽になってきたように思います。
管楽器奏者にとっては、もう本当に呼吸法は、
命綱なので、誰もが一番大事にしていることですが。
実は、指揮者もピアニストもバイオリニストも
呼吸が命。
目には見えませんが、指揮者はタクトを振り上げて、指揮者と
オーケストラ奏者全員が一斉にブレスをしているから、
最初の音をいっしょにテンポと音色を感じて同系色で出せるのです。
よーく観察してみて下さい。
ピアニストも弾き始める直前に、
速い曲なら素早く、
ゆっくりな曲なら、ゆっくりと手の準備と同時に
ブレスをしてから最初の音を弾き始めます。
その最初のブレスの仕方で演奏の全てが決まるのです。

ブログランキングに参加しています。
今日もご訪問、応援クリックありがとうございます。
最近パリは気持ちのいい晴れが続いています。
まぶしいほどの光に春を感じます。

m作。ロールケーキ。
クリーム部分は、なんとA君のリクエストで、ヌテラ!(笑)
これ、mのオリジナルですが、めっちゃ美味しい。

25年くらいしているので、
いろんなメソードを試してきましたが、
最近また、あちこちから
呼吸についての情報がどんどん集まっている。
管楽器奏者、歌手はもちろんですが、
特に楽器演奏をしない方にも
呼吸法レッスンしていますので、
是非試してみて下さいね。→☆
呼吸は、大事です。
ヨガでも座禅や瞑想でも呼吸のことを
一番大事にしますが、
何しろ目に見えないことなので、
なかなか自分が良い呼吸ができているのか
いないのか、実感しにくいところです。
楽器演奏の場合は、息が音になりますから、
すぐにわかるわけですが。
その息のスピード、方向、量となると、
やっぱり目に見えないので、
なかなかコントロールが難しいものです。
呼吸は、無理矢理たくさんいれて、
たくさん吐いてとイメージしがちですが、
実は、もっと自然に力まずにがポイントです。
最近のフランスのコンセルバトワール教授達のレッスンでは、
本当に力を入れないということが主流になっています。
床に寝て、全身の力を抜く。
とにかく呼吸を意識しない。
無理に吸わない。
力まない。周りの音に耳を傾ける。
・・・そんなところから、呼吸法レッスンは始まります。
そして、音楽もそうやって、
まず無音を皆で聞く事から始まるのです。
***
誰でもすぐできる
最近試してよかったメソードをひとつ。
立っても座ってもいいので、
目を閉じて
姿勢を正して静かに自分の
呼吸の様子を一分くらい観察します。
丹田(おへその少し下。)を意識します。
口を閉じて、鼻からゆっくり呼吸します。
目を開けて
右手の脇を少しあけて肘を右側に軽く上げます。
肘を固定して手を内側に大きく円を描くように回します。
(車の誘導をしている人のような感じです。)
ゆっくり10回。
手を回す事で肺をゆっくりマッサージするような気持ちで。
手を回すたびに肺が広がるイメージで。
今度は、外側に手を回します。
しっかり息を吸いながら・・・。
ゆっくり息を吐きながら・・・・。
15回。
同じ事を左手でも。
以上です。
***
たったのこれだけで、
このメソードをする前よりずっと楽に
深く呼吸できるようになります。
呼吸が浅くなっているとろくなことを考えません。
1日中、この静かで深い呼吸で過ごせると
いつのまにか、心穏やかに過ごせるのです。
たまには無音の部屋で
蝋燭の光や間接照明。
静かに呼吸して、
静かな優しい声で話してみませんか?
このメソードは、
こちらの本を参考に、
アレンジしたものです。→☆
能のメソードと考え方を取り入れた本当に素晴らしい本で、1ページづつ読みながら
何度も何度も頷いてしまうほどでした。
今更呼吸のレッスン?と始めて気功呼吸レッスンなど受けたときは、
私も半信半疑でしたが、ヨガと気功のレッスンで呼吸法を何度もやっているうちに、
大分普段の呼吸も楽になってきたように思います。
管楽器奏者にとっては、もう本当に呼吸法は、
命綱なので、誰もが一番大事にしていることですが。
実は、指揮者もピアニストもバイオリニストも
呼吸が命。
目には見えませんが、指揮者はタクトを振り上げて、指揮者と
オーケストラ奏者全員が一斉にブレスをしているから、
最初の音をいっしょにテンポと音色を感じて同系色で出せるのです。
よーく観察してみて下さい。
ピアニストも弾き始める直前に、
速い曲なら素早く、
ゆっくりな曲なら、ゆっくりと手の準備と同時に
ブレスをしてから最初の音を弾き始めます。
その最初のブレスの仕方で演奏の全てが決まるのです。

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最近パリは気持ちのいい晴れが続いています。
まぶしいほどの光に春を感じます。

m作。ロールケーキ。
クリーム部分は、なんとA君のリクエストで、ヌテラ!(笑)
これ、mのオリジナルですが、めっちゃ美味しい。
