今日の晩ご飯の話題になったことの一つは、
共感覚Synesthésie)。

音を聞くと色を感じる(見える)作曲家って多いのだそう。

詩人ボードレールCharles Baudelaire,
作曲家リストFranz Liszt
作曲家メシアンOlivier Messiaen,
詩人ランボーArthur Rimbaud,
作曲家リムスキーコルサコフNikolaï Rimsky-Korsakoff
作曲家スクリアビンAlexandre Scriabine,

なんかは、この感覚を持っていたのだそう。
数字や音に色を感じる人がいるというのは、
なかなか新鮮な驚きだった。
どうりでメシアンったら・・・・と思い当たる事がいろいろある。
詩人は言葉に色を感じるのだろうか。

芸術家の方とは、作品を見るとまるで自分が夢の中で
見た事のある風景が作品になっているような気がすることがあって、
「どうやら同じ風景を見ながら生きているような気がしますね。」
と、話題になることが多いのですが。

色と言葉と音が繋がっているというのは、
ちょっと興味深い話。

これは、別に病気ではなくて、
左利きとかそういうたぐいのことと見なされているらしい。

***

mはクラッシック音楽を聴くのが大好きなので、
クラッシック音楽を聴いていると、
何かが構築されていって、建設されて、心の中に
何かが立ち上がって、できあがっていくような気がするんだよ。
なんだろう、この感覚は。
なんて言っていたことがあるんだけれど。

脳科学者の茂木健一郎さんの本「すべては音楽から生まれる」に
こんなことを説明するような言葉を見つけて
おおっ。と、思ったことがある。

こういう言葉、音楽、目に見える芸術作品、色、形
なんかを繋げて考えていく作業って、おもしろい。

よくフランス人って、あんなに長々と
4時間も5時間も食事中に何の話をしているの?
なんて聞かれる事があるのですが。(←確かにフランス人って、よくしゃべりますよねー。笑)
もちろん人によりますけれど、
こんな風に、誰かが芸術や文学の話なんかをしだして、
話題が途切れなく興味深い方向へ進んで行ったりすることも多いですね。

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