ホテルやイベントの立食パーティーって
以前はすごく苦手だった。
だいたいパーティーってことは、
ちょっと綺麗なかっこしていたりするから、
ずっと立っているとハイヒールが痛いとか、足が冷えるとか、
しんどくなる別の要素もあったりするし。
初対面の人に囲まれているという状況がなんだか落ち着かない。
それが、最近mといっしょにパーティーに行ったりすると、
私は家で普通にご飯を食べたり
ベッドで本を読んだりしている時の自分と
全く同じようなのんきな状態に自動的になってしまうので、(笑)
周りに人がいようが、偉い人にご挨拶しようが、
ぜんぜんいつもの自分と変わらない感じなので、
身内といっしょに行くパーティーは楽しいなあと思う。
とりあえず、どこにいても横にmがいると、
ほぼ家に帰ったのと同じ気持ちになるということをある時
発見して、これは、おもしろいなあ。と、思った。
自分が家に帰って来て気が緩むのはあたりまえだけど。
例えば街で待ち合わせしていてmがむこうから歩いて来ると、
それだけでなんか、自動的に眠くなって、アクビがでたり、
急におなかが空いて、何か食べたくなったりするから、
mにとっては、私は常に眠いかおなかがすいている人
ということになっている。(笑)
もしかすると、フランスでは
食事の席等に必ず夫婦同伴で招待するというのは、
こういう意味もあるのだろうか。
確かに身内が側にいると、リラックスするのと
その人の本性というか、普段の顔が見られますよね。
****
というわけで、ちょっと前の写真ですが、
そんな気分で参加してきた
アラブ世界研究所のパーティーの様子を少しだけ。
内容は、レバノン料理とほぼ同じような感じでした。
暖かいピタパンにひき肉と野菜を炒めたものが挟んだものや、
小さなプチフール風のガトーサレ、小皿にイタリアンパセリのサラダを盛ったもの、
プチトマトと一口サイズのステーキ等、
暖かいものは暖かいまま、どんどん大皿にもられて
たくさん運ばれてきました。
小さなステーキは、熱々で柔らかくて、
とても美味しかった。
ステーキはタイミングが難しいから、
よく暖かいままこんなに大勢分
サービスできるなあ。と、感心した。
全てのお料理が一口サイズに
手を汚さずに持てるように工夫されている。
デザートは、暖かいふわふわパンケーキ(ブリニ)に
ナッツのクリームを包んでローズウオータを使ったシロップを
たっぷりかけたものや。
同じようにブリニにフロマージュブロン(ヨーグルトのようなチーズ)を
巻いて、シロップをかけたもの。
小さなサイズのカップに入れた、
フロマージュブロン、
ナッツのアイスクリーム、
薔薇の香りのアイスクリーム、
バクラヴァ等
あまーいアラブ菓子もたっぷり並びました。
アラブ世界といえば、もちろん食後は
甘い甘いミントティー。
(これ、甘いお菓子と飲むと甘過ぎるんですけどね。
砂漠等暑い国ではきっとこの糖分が大事なのでしょう。)
シャンパン、ワイン、ソフトドリンクの他にも
デザートを食べ終えた頃合いを見計らって、
暖かいミントティーもどんどん配られました。
ちゃんと松の実も添えて。
どうやって取り分けるのかな?と
料理の前で躊躇していると、
必ずささっと、サービスの方が気がついて、
小皿を差し出してくれたり、
どこから見ていたのかなというタイミングで
ナプキンをさっと差し出してくれたり。
ブリニのデザートの前に立つと、あっという間に
綺麗に巻いてシロップをかけて渡してくれたり。
何から何まで至れり尽くせりで、
お姫様気分も味わえました。
このあいだの展示会のベルニサージュにも
大臣が来ていたのでずっとテレビカメラが追っていましたが、
このパーティーも大臣が歩くと
テレビカメラやライトと人の輪が動くので、
どこにいるかすぐに解る。
一日中どこに行っても、こうしてカメラを
向けられているなんて、政治家ってなんて大変な仕事だろう。
と、思いながら、私はいろんなお料理と
人を観察して楽しかったです。
あちこちにスチュワーデスのような制服の美女が
案内係として立っているのも、なんだか華やか。
たぶんざっと見渡したところ、
東洋人は私一人だったようです。
アラブ諸国とアジアは
それほどおつきあいがないのかなあ。
というか、たぶん今回のイベントは、基本的に
フランスとアラブの国の人ばかりだったのだろうと思う。
mは仕事で顔を出しただけだから、
行くこと自体も時間があるかわからないし。
でも関係者と館長には挨拶したいし、
という感じだったようですが、
私を連れて行ったら喜ぶかなあと
時間をとってくれたらしい。
私は「またこういうのあったら、連れて行ってね。」と
後々まで言っている。
でも、mとしても、私がいたから、
それなりに楽しかったみたい。
先日は、グランパレでマスコミと関係者を招いた
エドワード・ホッパー展の
朝食展示会というイベントにも招かれていた。
集合は8時で、まずクロワッサンとカフェ等の朝食が
用意されているのだそう。
朝食をいただいた後は、
ガイドの説明付きで静かに美術館を見られるという趣向。
ホッパー展は、予約がとれない盛況ぶりなので、
mはまだ見ていないので出かけて行きましたが、
私はもう見たので、今回は行きませんでしたが。
忙しいビジネスマンたちを招待する
朝食付きのヴェルニサージュなんて、
ちょっとしゃれている。
こういうの、mはしょっちゅう呼ばれているのだって。
ま、彼らにとっては、仕事なんですけどね。
(私は、別に関係者でもないのに、
楽しみにしているわけですが。
まあ、関係者の関係者ということで・・・。(笑))

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料理が少なくなっている写真ですが、この後もどんどん他のお料理が運ばれてきました。

これは、薔薇のジュース。
金色の食器をたくさん使っているところも、豪華でした。

暖かいピタパンとひき肉と野菜が挟んであるお料理。
真ん中は、フロマージュブロンのブリニ巻き。

以前はすごく苦手だった。
だいたいパーティーってことは、
ちょっと綺麗なかっこしていたりするから、
ずっと立っているとハイヒールが痛いとか、足が冷えるとか、
しんどくなる別の要素もあったりするし。
初対面の人に囲まれているという状況がなんだか落ち着かない。
それが、最近mといっしょにパーティーに行ったりすると、
私は家で普通にご飯を食べたり
ベッドで本を読んだりしている時の自分と
全く同じようなのんきな状態に自動的になってしまうので、(笑)
周りに人がいようが、偉い人にご挨拶しようが、
ぜんぜんいつもの自分と変わらない感じなので、
身内といっしょに行くパーティーは楽しいなあと思う。
とりあえず、どこにいても横にmがいると、
ほぼ家に帰ったのと同じ気持ちになるということをある時
発見して、これは、おもしろいなあ。と、思った。
自分が家に帰って来て気が緩むのはあたりまえだけど。
例えば街で待ち合わせしていてmがむこうから歩いて来ると、
それだけでなんか、自動的に眠くなって、アクビがでたり、
急におなかが空いて、何か食べたくなったりするから、
mにとっては、私は常に眠いかおなかがすいている人
ということになっている。(笑)
もしかすると、フランスでは
食事の席等に必ず夫婦同伴で招待するというのは、
こういう意味もあるのだろうか。
確かに身内が側にいると、リラックスするのと
その人の本性というか、普段の顔が見られますよね。
****
というわけで、ちょっと前の写真ですが、
そんな気分で参加してきた
アラブ世界研究所のパーティーの様子を少しだけ。
内容は、レバノン料理とほぼ同じような感じでした。
暖かいピタパンにひき肉と野菜を炒めたものが挟んだものや、
小さなプチフール風のガトーサレ、小皿にイタリアンパセリのサラダを盛ったもの、
プチトマトと一口サイズのステーキ等、
暖かいものは暖かいまま、どんどん大皿にもられて
たくさん運ばれてきました。
小さなステーキは、熱々で柔らかくて、
とても美味しかった。
ステーキはタイミングが難しいから、
よく暖かいままこんなに大勢分
サービスできるなあ。と、感心した。
全てのお料理が一口サイズに
手を汚さずに持てるように工夫されている。
デザートは、暖かいふわふわパンケーキ(ブリニ)に
ナッツのクリームを包んでローズウオータを使ったシロップを
たっぷりかけたものや。
同じようにブリニにフロマージュブロン(ヨーグルトのようなチーズ)を
巻いて、シロップをかけたもの。
小さなサイズのカップに入れた、
フロマージュブロン、
ナッツのアイスクリーム、
薔薇の香りのアイスクリーム、
バクラヴァ等
あまーいアラブ菓子もたっぷり並びました。
アラブ世界といえば、もちろん食後は
甘い甘いミントティー。
(これ、甘いお菓子と飲むと甘過ぎるんですけどね。
砂漠等暑い国ではきっとこの糖分が大事なのでしょう。)
シャンパン、ワイン、ソフトドリンクの他にも
デザートを食べ終えた頃合いを見計らって、
暖かいミントティーもどんどん配られました。
ちゃんと松の実も添えて。
どうやって取り分けるのかな?と
料理の前で躊躇していると、
必ずささっと、サービスの方が気がついて、
小皿を差し出してくれたり、
どこから見ていたのかなというタイミングで
ナプキンをさっと差し出してくれたり。
ブリニのデザートの前に立つと、あっという間に
綺麗に巻いてシロップをかけて渡してくれたり。
何から何まで至れり尽くせりで、
お姫様気分も味わえました。
このあいだの展示会のベルニサージュにも
大臣が来ていたのでずっとテレビカメラが追っていましたが、
このパーティーも大臣が歩くと
テレビカメラやライトと人の輪が動くので、
どこにいるかすぐに解る。
一日中どこに行っても、こうしてカメラを
向けられているなんて、政治家ってなんて大変な仕事だろう。
と、思いながら、私はいろんなお料理と
人を観察して楽しかったです。
あちこちにスチュワーデスのような制服の美女が
案内係として立っているのも、なんだか華やか。
たぶんざっと見渡したところ、
東洋人は私一人だったようです。
アラブ諸国とアジアは
それほどおつきあいがないのかなあ。
というか、たぶん今回のイベントは、基本的に
フランスとアラブの国の人ばかりだったのだろうと思う。
mは仕事で顔を出しただけだから、
行くこと自体も時間があるかわからないし。
でも関係者と館長には挨拶したいし、
という感じだったようですが、
私を連れて行ったら喜ぶかなあと
時間をとってくれたらしい。
私は「またこういうのあったら、連れて行ってね。」と
後々まで言っている。
でも、mとしても、私がいたから、
それなりに楽しかったみたい。
先日は、グランパレでマスコミと関係者を招いた
エドワード・ホッパー展の
朝食展示会というイベントにも招かれていた。
集合は8時で、まずクロワッサンとカフェ等の朝食が
用意されているのだそう。
朝食をいただいた後は、
ガイドの説明付きで静かに美術館を見られるという趣向。
ホッパー展は、予約がとれない盛況ぶりなので、
mはまだ見ていないので出かけて行きましたが、
私はもう見たので、今回は行きませんでしたが。
忙しいビジネスマンたちを招待する
朝食付きのヴェルニサージュなんて、
ちょっとしゃれている。
こういうの、mはしょっちゅう呼ばれているのだって。
ま、彼らにとっては、仕事なんですけどね。
(私は、別に関係者でもないのに、
楽しみにしているわけですが。
まあ、関係者の関係者ということで・・・。(笑))

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料理が少なくなっている写真ですが、この後もどんどん他のお料理が運ばれてきました。

これは、薔薇のジュース。
金色の食器をたくさん使っているところも、豪華でした。

暖かいピタパンとひき肉と野菜が挟んであるお料理。
真ん中は、フロマージュブロンのブリニ巻き。
