いつものヨガサロンで気功のレッスン。
フランス人男性の先生の気功レッスンなので、
東洋人が白人から気功を習うというのは、
ちょっと不思議といえば不思議ですが。

仏語ではQi-congと書いて、チ・コング。
氣のことは、チと発音します。

なんだか、ネットレッスン予約状況を見ると
いつも予約がいっぱいで
人気があるらしいので、
チャレンジしてみました。

結果は、かなり面白かったです。
まず、フランス人が10人以上
週数回のクラスにこれだけ集まるというのが驚き。

こういう東洋的な
目に見えないエネルギーとか禅とか
本当に人気があるんだなあ。

基本的には簡単な動きばかりですが、
体中ぐるぐる気が巡るのが解りました。

ひざを少し曲げて重心をさげて
氣のコントロールができると
8時間でも10時間でも
疲れないで立っていられるのだそう。

何かをしていて疲れやすい人は、
筋力とか気力の問題かと
思われがちだけど、実は気功的に
立ち方や体の力の抜き方が間違っているのだそう。
アレクサンダーテクニックはだいぶ
 楽器演奏やスポーツをする人が学ぶことが
 ポピュラーになってきましたが、気功を学ぶのも大事ですね。)

途中、指先を反対の手の平に向けて動かすと
しゅるしゅると氣が出ているのがはっきり解ったり。

氣をバスケットボールを弾ませるように
床に落として掴むような動きをしながら、
腕の力を抜きながらも前に保つ動きをしていたら
体の軸や重心が定まってきた感じがしました。

人はいつでも指先と手のひらの凹みから
氣が出ているものなのだそう。
それをさらによくできるようになるためには、
氣の巡りを意識しながら
気功の動きをできれば毎日するのがいいのだそう。

手をこすり合わせて温めてから、
手を腕を大きく広げながら上にゆっくり頭の上にあげて
手のひらを床に向けて体の前を通ってゆっくり下ろす。とか。

ただ、腕の力をぬいたまま
ぶらんぶらんと手を左右に振り回して
背骨を整えたり。

こういったテクニック的なこととは別に、
人間の感情によっても、
もちろん氣の状態は変化するわけで
怒ったり悲しんだりしている氣の状態では、
なかなか物事がうまく進まなかったり、
病気になったりするのでしょう。

演奏中も絶対に氣の交流はあるわけで、
良いエネルギーが体中をくるくる回って
どんどん放出されて
聞いている人も気が巡っていく状態がベスト。

これは、筋肉をつけるとか練習を
頑張るというのとは
また違ったエネルギーの循環のさせ方なので、
ものすごく興味深かったです。

呼吸法や音楽のレッスンにも
どんどん取り入れていこうと
思います。

私の場合は、どういう作用なのか、
このレッスンの後、
やたらに部屋の整理をしたくなり、
いつもはあまりしないボタン付けや繕い物をしたり、
箪笥の中の服を全部畳み直して綺麗に並べたり、
なんだか自分の身の回りをどんどん片付け始めました。
なんだか知らないけど、
勝手に体が動いている感じで。
こんな人が他にいるのかしりませんが、
私なりに気が巡っている証拠なのかな??(笑)

たぶんやたらに眠くなる人、
眠れなくなる人、それぞれに
いろいろ反応がでるのかも。

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