もうすぐパリのサロン・ド・リーブル
本の展示会が始まるのですが、
今年は、日本年で、日本人作家を
たくさん招いているそうです。
公式ホームページの日本人作家ゲストリスト→

今年は、mの出版社はスタンドは出さないそうですが、
日本の現代アーティストを紹介している本を
最近出版したばかりだし、
日本庭園の本などいろいろ出版しているので、
本は日本コーナーなどにいろいろ並ぶそうです。

mの本屋で日本風のショーウインドーの
飾り付けをしました。
一応、担当したのは、私。(←こんなことしたのはじめてなので、ちょっと嬉しい。)
といっても、穴をあけて金具をつけて
着物を通す棒を吊るしたりしてくれたのは、
もちろんmなのですが。(笑)

窓や扉もお湯をつけた曇り防止ガラス専用クロスで、
「来てくれる人が嬉しくなるお店になるように~。」と、
心を込めてきゅっきゅっと磨いた。

飾ってあるのは、
横浜山の手にあるアンティーク着物のお店で買った
私の着物なんだけれど、
飾ってすぐに、二人のフランス人男性が、
「もしや、これは、SERIZAWAの古い時代の着物ではないですか?
 私は、古着物の専門家をしておりまして・・・・。」とか、
「この布の色づけは大変興味深い!どちらの物でしょうか。
 私は、布の染色と織りものを仕事としておりますので・・・・。」
なんておじさんが偶然店の前を通って、
すごく喜んで飛び込んで来たのだそう。

フランス人って、こういう文化的会話が
大好きなんですよね。
mもこうして、文化教養のある人達と出会うのが、
こういう仕事をしている醍醐味だね。と、
喜んでいた。

奇しくも震災記念日のすぐ後に、こういうイベントがあったり、
ショーウインドーを日本風に飾ることになったりするのは、
ちょっと感慨深いものがあります。

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paris暮らし

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これが、日本現代美術作家を紹介している新刊。
そしてそして、ブルーの本は、
数年前にmが書いて別の会社から出版された小説です。
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