無事に20名以上のレッスンのお仕事を終えた。
まだ来週も続くのだけれど。

レッスンって、すごく不思議で、
音色について、喉のあけかたや、
唇やあごの位置、ブレスの仕方や、呼吸の支え。

イメージする景色やカラーなんかを
いろいろ説明すると、
その生徒さんの音色が突然
別人のように変わったりする。

うまくできない箇所なんかは、
なぜできないのかを究明する。
必ずできない理由があるものです。
例えば、一つの音のきりかえの時に一つの指があがるのが
他の指より0.0001遅いとか。
そういうこまかーーーい理由です。

大切なのは、音楽の流れを邪魔しないこと。
「音を広げて」「ここは、もっと小さく」などと、
横で声をかけていると、
1時間前に全くできなかったことが、
すっごくスムーズにできていることもある。

でも、教えるというのは、本当に難しい。
追い込んでしまうと、萎縮してできなくなるし。

あまりよくない所をひとつでも許してしまうと、
集中力を欠いて、ぐずぐずになってしまう。

集中させるために、根気よく一小節づつ
目の前でさらい方を説明したほうがいい生徒さんもいるし、
ポイントだけ言ってあげたほうが、
かえって、こつをつかむ生徒さんもいる。
初対面だと、このあたりの見極めが
なかなか難しい。

音楽の道には終わりがないし、
教えることを学ぶことにも、
終わりがない。
もっともっと勉強だ。

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実は、明け方からとんでもない片頭痛を起こして
1日中本当は、倒れそうなほどに具合が悪かった。
何度か、うーむ。これは、救急車か。
気を失ったらどうしよう。と、
何度か思うほどだったのだけど。

なんとか、痛み止めが効いてくれて
奇跡的に仕事中は、
誰にも具合が悪いとは気づかれず、
なんとか、夜遅くに家に帰れた。

無事に帰れてよかったよー。
なんで、こんなときに、
こんなに頭が痛いんだよーーーー。
と、ソファーに倒れ込んで、
ほっとして気がついたら、
少しだけ泣いていた。(笑)

片頭痛の持病って、どんなに気をつけても起きる。
でも、絶対に、軽減する方法はあるはず。

キネ(マッサージのようなもの)と、
眼科と、外科と、内科の頭痛専門医を、
あらためて探してみよう。

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写真は、近所にイタリアン食材のお店とレストランができていた。
1年くらい前からあったらしいけど、
気がつかなかった。

なかなか手に入らないパスタや
特別なトマトの缶詰、パルメザンチーズ
なんかがたくさんあるので、
ときどき買ってみよう。

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paris暮らし

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