夏の間に、海で2回花火を見ました。

一つは、結構大きなイベントでしたが、
もう一つは、こじんまりと、
ノルマンディーの家から歩いて30分くらいの海岸で。

隣町の浜辺まで夕食後に、
真っ暗な中を潮風にあたりながらお散歩。

100人くらいの人が待っていましたが、
なんだか、こじんまりした
本当に町内会のイベントという感じ。
結構寒かったので、セーターなんかをたくさん
着てきて、皆でわいわい待ちました。

私はこの地味な感じ、
人ごみにもまれる大きな派手な都会の花火大会より
なんか好きだなあ。
音楽といっしょの浜辺の花火大会。

潮風を浴びながら、星空を眺めて、
「あの動いている星は何?」
「あれは、サテライト(人工衛星)。」
なんて、言いながらずっと待っていた時間も、楽しかった。

人生で一番大事なのって、
こういう地味だし、
なんてことない時間だけど、
なんとなく皆で機嫌よくわいわい過ごしたり、
夜風が気持ちよかったり、
星が綺麗なのを眺めたりすることだなあと思う。

相手は、女友達でも、親友や同僚や、
仕事仲間、家族、犬とでも、もちろん一人でもいい。

どんなに忙しくても、
どんなに仕事に追われていても、
逆にいろんなことがうまく回っていなくても、
(うまく回っていない時こそ!)
どんなに大変なことがあっても、
ちゃんと、こういうのんきな時間を
重ねていないと、人間って、人間らしさを
なくしてしまうと思う。

11時まで待って20分くらいの花火だったから、
待ち時間のほうが長いくらいだったけど。(笑)
こういう地域のイベントを
心から楽しんで、応援している人たちは
心に余裕があるなあと思う。

帰りは、皆でスキップ大会をしながら帰った。(笑)

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
ブログランキングに参加しています。
今日もご訪問、応援クリックありがとうございます。

paris暮らし
皆で描いていた、夏の絵日記と、メニュー。
paris暮らし

paris暮らし