生まれて初めて、
野生のイルカに会いました。

いつものノルマンディーの海
(モン・サン・ミッシェルのある湾の対岸あたり。)
で朝からジョギングをして、
mはそのまま水着に着替えて2キロの水泳。

私は、水着を持って来ていなかったし、
ほんの少しのジョギングだけでも十分だったので、
そのまま浜辺でヨガをしていました。

浜辺でぼんやり、mが泳いでいるのを
眺めていたら、その200メートルくらい沖を
ふわーん、ふわーんと、大きな魚が見えたような。

「あっ!いるかだ!ビックリマーク2匹のいるかが泳いでいるんだ。」と、
気がついて、嬉しくて思わず海に向かってどんどん歩いて行った。

mは、思いっきり泳いでいる最中だったから、
気がつかなかったのだそう。

近くを泳いでいるおじさんに、
「いるかを見たよ。」と声をかけられて、
私が夢中で沖を眺めているのに気がついたから、
「ドーファンが来たって?」と歩いて来た。

私は、水族館以外でイルカを見たのは、初めてで、
いつも泳いでる浜辺にときどきイルカが来ると、
聞いたことがあったので、
偶然見ることができて、とても感激した。

イルカって、特別な力がある生き物だというし、
動物が大好きな私は、
「きっと、私に会いに来てくれたんだ。
 そうにちがいない。」と、
勝手に思い込んで喜んだ。(←ものすごい思い込み。(笑))

こういう嬉しいことがあったら
誰にも迷惑をかけるわけではないから、
思いっきり喜んだほうがいいと思う。

ときどき、えさを探してとか、(クラゲなんかを食べるらしい。)
浜辺や船のそばに遊びにくることがあるのですって。

帰って、A君に話したら、
それまで寝ぼけた顔をしていたのに、
「うえ~~~~~っっっ!!」と目がぐーーーんと大きくなって、「オレも見たかったよーーーー!!」と、すっごく悔しがっていた。

また会えるといいね。

そして、その日の夕方は、夕立がふって、
その後、綺麗な虹が出た。

いるかと虹を同時に見るなんて、
なんてすごい1日だろうね。と、言い合った。

そりゃあ、人間だから、
バカンス中だろうとなんだろうと、
落ち込んだり、くよくよしたり、
哀しい気持ちになったり、
喜怒哀楽はいろいろあるわけだけど。

こういうことが立て続けにあると、
自然から何かのご褒美をもらったような気持ち。
またいろいろ頑張ろうと思いました。

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paris暮らし