リヨンに行ったのは、
かれこれ、たぶん18年ぶり。

滞在していたジルの家は、
コンセルバトワールのすぐ近くだし、
「僕の毎日買うパンやは、ここ。」と
言われたお店を良く見ると、
どうも来たことがあるような。

近くのホテルに泊っていて、
雨の中コンクールを受けて、
たぶん同じお店で帰りにパンを買ったのです。

楽器を持っていたので、
まだ言葉もつたない私に
「音楽家?いいねー。最高な職業だ。
 いつか、君の演奏聞きたいね!頑張って!!」
とパンやさんに声をかけていただいて、
嬉しかった思いでがある。

「そのころ、ジルは、ここに住んでいた?」
「うーん。ちょうど引っ越して来たころかなー。」
「すれ違っていたりしてね。」

なんて、会話をしながら、
なんだか不思議~な気持ちになった。
あの頃の私に、今日のことを言ったら、
びっくりするだろうーーー。

そういえば・・・・
mのお姉さんは音楽家ということもあって、
(もともとクラッシックが好きということもあるけど。)
mは時々、お姉ちゃんの出ていた
ラムルー管弦楽団(佐渡豊さんの指揮しているオーケストラ)
の演奏会などに行っていたのだそう。

お姉ちゃんと話していて、
私「ランパル(フランスの有名フルーティスト)が
 ラムルー管と共演して、モーツアルトの
 コンチェルトの演奏会のとき、私一番前で聞いてたよ。」
姉「あ、それ、私のってたよ。
  ランパルが風邪ひいてたんだよねー。
  キャンセルするか、直前までもめてさー、」

覚えてるよー!曲の間に咳してたよね。でも、アンコールが素晴らしくて。
私、楽屋にも行ったよ!知り合い出てたし。

と、きゃあきゃあ話していたら、
「あれ?僕もその演奏会行ったよー。」とm。

じゃあ、出会うずーっと前に同じ会場にいたんだね。
なんて、話したことがあったっけ。
まあ、パリは狭いし、音楽界は誰もが知り合いだし。
会っていても不思議はないんだけど。

巡り合わせって、不思議ですよね。

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カラフルな川沿いの街並み。
とてもとても美しい街です。
いつか、ゆっくり滞在してみたい。
リヨンは美食の街。
レストランが、ものすごく美味しくて安いのだそうですよ。
paris暮らし