先日の開店パーティーの様子です。

美術大学教授、プレス関係者、
出版関係者、画家、作家、
芸術歴史研究家、音楽家、
今までmがいっしょにお仕事させていただいてきた
多くの著者、写真家、以前の同僚の編集者など
芸術出版関係者がたーくさん。

そしてそして、分野の違う私の友人達、
mのいとこや親戚、
近所の友人、家の前のいつもパンを買うお店の
ぱんやのおじさんは、
マカロンを持ってお祝いにかけつけて
くださいました。

ほぼ毎日パンを買うので、顔を合わせるけど、
今までは、私たちがどういう仕事をしているかとか
話したことがなかったけど、
僕ももうすぐ店を持つことになりました。と
パンを買ったついでに、世間話がもりあがり、
 「じゃあ、パーティーに行くよ!」
と本当に来てくれた。

LA LIBLAIRIEを開店して、
一番最初のお客さんは、
偶然前を通りかかった、
近所のおじさん。

mが撮影した(彼は編集者ですが、プロのカメラマン、作家でもあります。)
京都の写真のポストカードを
6枚購入してくださったのだそう。

あんまり嬉しかったから思わず、
「日本庭園がお好きなんですか?
 実は、この書店は今日開店したばかりで、
 はじめてのお客様なものですから・・・。」と
声をかけたら、
「そうですか。いや、僕は、自分の風呂場に庭園の写真ばかりを飾っていまして、
 前を通ったら、綺麗なポストカードが見えたものですから。
 額にいれて飾りますよ。」と言っていたのだって。

庭園の本のための写真撮影だったのだけれど、
こんな形で、ポストカードになるとは
思いもせずに、2年前に京都の取材にも
同行した私としては、大変光栄な気持ち。

いやあ。
あの時の写真がねえ。
誰かのお風呂場に飾られて、
毎日眺められるんだねー。

ふ~ん。よかったね。
なんか、ちょっと不思議で、くすぐったい感じ。

横でちょっと見ている
私でさえそうなんだから、
そりゃあ、本のレイアウトから写真から、
一字一句まで愛情を込めて世に送り出した本たちが、
誰か知らない人の手にとられて、
じっくり眺めたり、
お金を出してお家に持ち帰ってくださる
様子を眺めているなんて、
もう、すっごーーーーーーーーーく
嬉しくてたまらないんだろう。

もちろん、今までだって、20年も
編集者だったから、やっていることは同じだけど、
売れて行く現場を見るって、
作家さんにも編集者にもとても刺激になるみたい。

大勢の方にお祝いしていただき、
感謝でいっぱいです。

「LA LIBRAIRIE」
Nouvelles Éditions Scala
5, rue du Sommerard
75005 Paris
09 50 91 55 33

メトロ モーベール・ムチュアリテより
徒歩1分です。

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できたてほやほやのレジカウンター
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まだ看板とウインドーを飾る器具が届いていない~
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ずっと大勢の方が道にあふれるほど集まってくださいました。感謝!
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新刊本著者2名の朗読会もありました。
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