雪の前後は、急に音がしなくなって、
とても静か。

毎日のように、雪が降ったりやんだりのパリ。
雪が降ると音を吸収するからか、
明かりを反射するからか、
世界がちょっと違って見える。

人々も、みんな、滑らないようにそーっと歩いて、
坂道では車が滑らないように、
おまわりさんが大勢出て来て
車をいっしょに押してあげたり、
路上で暮らしている人たちを助ける
ボランディアの車をあちこちで見かけたり。

たったの10センチでも、都会は雪になれていないから、
町中で、助け合いの雰囲気ができあがるのは、
なんかいいなあと思う。

近所に私くらいの大きさの雪だるまがあって、
きっと子供達が一生懸命作ったんだろうなあと、
ちょっとほほえましい気持ちになった。

5日間続けて、お客様(といってもとても親しい人ばかりだけど。)が
続いたので、今晩は、静かにすごそう。

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paris暮らし