しーんとした無音の世界。
空気も澄んでいて
音も何も聞こえない。

重森実玲という庭園作家の美術館
(有名なお寺の庭もたくさん手がけているので、
 とても有名な人みたいですが、
 私は、はじめて知りました。)

大きな自然石を大胆に並べて、
石と苔で川や海のようなデザインを描いている。

さわさわと吹いてきた風で
満開の桜の花びらが
はらりはらりと
ふってきた。

もと邸宅を公開している美術館で、
とても京都らしい美しい所でした。
飛び石の先には、茶室があります。

日本画から、活け花を学び、
その後、庭園は独学なのだそうです。

見学は予約制ですので、
興味のある方は、hpを。

こんな庭を眺めながら暮らすって、
どんな感じでしょう。

何も置いていない和室から
洗練されて、
シンプルで大胆な構図の水墨画のような
美しい庭を眺める。

決して広い空間ではないのに、
大草原や山と川や海、
宇宙にまで繋がっているような
そんな広がりを感じる。

日本の伝統美を
ちゃんともっと知りたいなと
思いました。

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paris暮らし

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