少し前にアビニオンに行ったとき
演奏会主催者の家とmのお姉さんの家に招かれて、
フランスの地方の一軒家の生活ってゆったりしていて
本当にいいなあと、つくづく思いました。

毎朝窓を開けて奇麗な空気を吸って、
美しい山が見えて、
夏になったらお庭で毎日食事ができる。

もちろんパリの中心地に暮らしているからこその
楽しみはたくさんあって、
ずーっと田舎に暮らしていたら
きっとすぐに飽きてしまうのかもしれないけれど。

お姉さんはもう何十年と平日は毎日、早朝出勤するのですが、
朝は窓をあけて山を見ながら
少し趣味のチェロを練習するのですって。

台所の食器ひとつひとつもピカピカで、
お家の中はどこもちりひとつ落ちていないし。
週末以外、朝から晩まで
仕事で全く時間がないというけれど、
お料理が得意で、毎日美味しい食事を作り、
こんなにお家も奇麗にできるって、
どうしてなんだろう。
また、遊びに行かせていただいて、
ちょっとづつ秘訣を教えてもらおう。

独立したお子さんが二人近くに住んでいるので、
ちょくちょく帰ってきては、
「なんか食べるものない~?!」と、
食事や手作りケーキなどを食べて
帰るんだそうです。

「親の家に行くと、すぐ台所に直行して、
そんなにおなかが空いてなくても
とりあえず何か食べたくなるのって、
万国共通だよねえ。」と、
この間の食事会で、フランス人の男性が
言っていたけれど、
「あ、それ、わかるわかる!」と、
誰もがうなずいていました。(笑)

そっか。
そういうのって、どこの国もいっしょなのね。(笑)

雑誌や映画で見るインテリアなどではなく、
生活そのものを目の前でお手本にしたくなる人が
たくさんいるって、とてもいいですよね。

ぴしっと奇麗で居心地の良いお家に遊びに行くと、
よし、私もアイロンのかかった
真っ白なテーブルクロスかけてテーブルセットしてみよう。
なんて、思います。


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お正月は、着物をきて、
自己流ですが、お茶を点てて
いただきものの和菓子を皆で食べました。
こういうお土産、とても喜ばれます。

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