galette des roisの正しい食べ方は、諸説ありますが、
こういう1cmくらいのfeveフェーブ
(ソラマメという意味。
昔は乾燥させたソラマメをパイに入れて
焼いていたことから、今でもフェーブと呼びます。)
を入れて焼いたパイを切り分けて、
一番若い子供がテーブルの下に座り、
パイを見ないで、
「それは、Aさんの分。」
「次のは、Bさんの分。」と、
切り分けたパイを取り分けるときに、
誰のお皿に載せるのか
指定します。

フェーブがあたった人は、紙でできた王冠をかぶり、
幸運が訪れるといわれます。

それから、男の人に当たった場合は、
テーブルについている女性の中からひとり、女王様に選び、
王冠をかぶせてあげます。
女性の場合は、男性を王様に選びます。

昨日の写真にある、南仏プロバンスのブリオッシュ生地に
フルーツコンフィがのっているガレットは、
伝統的には、二つフェーブが入っていて、
2つめの小さいフェーブがあたった人は、翌週末に
もうひとつガレットを買ってきて、
皆さんにご馳走しなくちゃいけないんですって。
ということは、1月いっぱい、何度もガレットを食べることに!?
なんだか、それも楽しいですね。

もちろん子供たちは、ガレットを食べるのが大~好き。
味ももちろん美味しいですが、このゲームのような
イベントが楽しくて、1月はどこの家でもしょっちゅうガレットを食べます。
A君は、すでに昼間友人の家でガレットを食べて王冠をもらってきたというのに、
夜も3切れもらって、とうとうフェーブをあてました!(笑)

ちゃんと、伝統どおりに、A君がテーブルの下に座って、
指定したものを食べたので、すごくもりあがって、楽しかったです。

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今年は、羊のフェーブとはちみつの瓶の形をしたフェーブでした。
paris暮らし

手前がRちゃんが前日の夜から仕込み、朝7h30からパイ生地を準備をして
丁寧に焼き上げてくれたガレット。
材料にもこだわりがあり、バニラビーンズは、タヒチ産で、
さやからとりだして使う物。
バニラの風味がきいていて、優しい甘さ。

本当に、お世辞抜きで、どこのお店のものより美味しかったです。
でも、ものすご~く時間がかかるらしい。焼きあがったのは夕方だそうです。
手間と愛情たっぷり。

ブリオッシュ生地のものも綺麗なだけではなく、
とっても美味しい。
2種類違うガレットを食べて、皆大満足。

paris暮らし

今晩のパリの気温はなんとー9度!
数日、雪が降ったり綺麗ですが、
とっても寒いです。

paris暮らし