「心の病」の脳科学、少しずつ読み進めています。

 

興味深いことがたくさん書かれていて購入して本当に良かったです。

 

 

脳科学について語ると、でたらめとか言われることが度々ありましたがそうではありません。

 

ただ研究がなかなか進まなかっただけです。特に頭のいい方に散々嫌なこと書かれたので悔しい思いをしました。でもわたしは見当違いなことしていませんでした。

 

うつ病では身体の炎症が関係があるんです。だから、炎症を抑制するための食事は脳の回復に繋がりました。乳酸菌で腸内環境を変えるとか無駄ではないんです。これは、食事を作る母親ならできることです。

 

是非、購入して読んでほしいです。

 

脳科学ってわかりにくいかもしれないけど、理解することで脳の神経回路が改善する可能性があります。発達障害ではシナプスが作ったり壊れたりが頻繁にあると大隅典子先生の本にも書いてあります。

 

シナプスの不具合が認知などに影響があるんです。

 

また、脳の偏りは、そのユニークさを生かすものを見つかれば武器になるんです。

 

息子の脳はどんどん発達して苦手なこともたくさんあるけど、得意なことも伸びるんです。他者と違う独創性があるんです。

それをビジネス、収入に繋げるにはまた難しいことがたくさんあるけど、きっと実を結ぶと思っています。

双極性障害の研究者で有名な加藤忠史先生の新刊です。

 

この数年で脳科学も進歩しているんですね。本当に素晴らしいです。

 

今、読んでいるところなんですが、子どもの様子を観察して仮説を立てて実験してきたことが間違えではなかったとあらためて認識しました。

 

アルツハイマー、パーキンソンと違い脳の神経細胞の異常がなかなかわからなかった精神疾患ですが、今の研究ではのシナプスの僅かな配線の不都合で精神疾患の症状が表れると考えているようです。では、その神経回路の異常が起こる原因とは?

 

ストレスによる慢性炎症、身体の炎症、ウイルスによる炎症だったりするんじゃないかというようなことが書かれています。

 

しかし、脳を調べるのは難しく、検証しなくてはいけませんがそれがマウスだったりするので仮説から検証するのが難しいようですね。薬の開発が難しいわけです。

 

また、神経細胞の樹状突起が貧相で、神経伝達物質の繋がりが悪いようです。これらのことは大隅典子先生の本にも書かれていました。これに関しては、BDNFを増やすことで回復するのではないかと思います。ウォーキングやランニングってBDNFを増やすんですよ。

 

身体の慢性炎症も脳の神経回路の配線を混乱させるようです。そうなると、思春期のストレスで精神疾患が発症するわけですよね。

この時期の高校受験、大学の進学、いじめはストレスになるから。制度を変えてほしいなあと思いますね。日本ではドロップアウトするとそこから社会に繋がるのが難しくなるけどやりなおすことができる仕組みが必要かな。

 

あとは腸内細菌も重要らしいです。

 

専門的で難しいかもしれないけど、是非読んでほしい本です。

 

何故、今の治療だけでは十分でないのか、何か他の対策は?家族が出来ることは?いろいろヒントになることが書かれています。

 

 

 

娘の耳の具合がなんか変です。

 

目覚めの起きているのか寝ているのか、あるいは、夢なのか現実なのか曖昧なとき、耳をいじられている感覚があるそうです。

かなりリアルな感覚で耳を誰かがほじっている?凄く妙な感覚です。

 

オリヴァー・サックス博士の本にも寝ざめの幻覚のことが書かれていて、わたしもリアルな幻覚、皮膚感覚を体験しています。

どういうときに体験するのかよくわかりません。

 

息子も4年ほど前に音の聴こえ方がおかしかったことがあり、その後わたしの乳がんがみつかり、わたしも余裕がなくなったので子どもの記録が書けていません。ブログは記録として書いているので、過去の記事が参考になることもあるけど、娘はどうなるのかなあ?

 

息子はPTSDはよくなっているけど、強迫観念は相変わらず酷いし、大変には変わりないけど創作活動は続けています。強迫観念は創作にはプラスだからこれがよくなると絵が悪くなるから難しいです。

 

息子は絵描きだから症状に苦しんでも神経症を治さないほうがいいんだよね。絵が描けないと生きていたくない人だから。

 

芸術家気質の子どもがいると気が休まるときがありません。

 

あーしんどい。

娘のことです。

ここ一年ぐらい、左側の耳から聴こえる音が小さいと言っていて、その後元に戻ったりしていましたが、今度はイヤホンで音楽を聴くと小さく聴こえると話しています。

うーん、シナプスの刈り込みがすすんで聴こえ方が変わったのかなあ?

 

20歳のとき視界が変わったから、今度はそれに連鎖して聴覚が変わったのか?

 

自閉症スペクトラムの感覚の問題は、シナプスの刈り込み不足が原因と思っています。

 

まだまだ変化している娘の脳。

 

落ちついたら脳をコントロールして優位な面を伸ばしてほしいなあ。

 

わたしのことですが、最近CTの検査があって何も悪いもの見つかりませんでした。

 

乳がん告知から4年経ちました。HER2陽性は、早期の再発が多いからこれで少しは安心できるかなあ。ホルモン陽性でもあるから、運動も頑張ります。子どもたちが自立できるまで元気でいたいな。

最近、気になっている話題があって、それは抗がん剤、放射線、分子標的薬の心毒性です。

折角、生きるためにした治療で心臓の機能が低下して日常生活もできないなんて、本当にお気の毒です。

 

わたしは、幸いそれが無くてよかったけど、治療10年後の死因の原因が癌ではなくて心不全などがあるそうです。

ということは、長期的に問題があるんです。

 

わたしは、抗がん剤治療でFECをしたんだけど、その後ドセタキセル、ハーセプチン、パージェタをしたら、脈が速くて自分の心臓が持つのか心配でした。

 

主治医は大丈夫と言ってくれたけど、ハーセプチンのときも点滴後脈が速く打っていた気がするし、血圧が高くなりました。

 

そういうこともあり、、できるだけ継続できる運動、バランスの良い食事はしないといけないなあと思いました。

 

乳がんでは体重が増えると再発のリスクが上がるけど、体重だけをみていてもいけません。筋肉、骨が減って体重が減っても意味がないんです。脂肪を落としても、筋肉、骨は維持しないと。でもこれって食事だけでは難しいです。運動をしないと。

運動も、継続できる程度でないと怪我の心配もあるし、この辺りのバランスが難しい。

 

最近、コロナに感染して、体力落ちました。それでも毎日2キロは走るようにしています。花粉症で鼻詰まりがあり、無理はできないけどスロージョギング、ウォーキング、スクワットは続けています。

 

3週間ほど、運動をしないとこんなに体力落ちるのかと思いました。

 

コロナ感染でも脂質代謝が悪くなったり、糖尿病のリスクも上がるという話もあります。がん治療で身体は老化しているので健康的な習慣を続けようと思います。