娘のことです。

相変わらずレム睡眠が多いみたいです。

 

数年前、息子も同じようなこと話していたっけ。レム睡眠が起こっているとき、どうも脳が凄く発達しているのではないかと思います。赤ちゃんってあるときから言葉を話すようになるけど、そこからの発達は凄いんだよね。昔、読んだ赤ちゃんの発達について書いている本では、眠っているときも学習していると書いてあったんだよね。

 

また、最近、朝になると夢の中でラジオから流れてくるような話が聞こえるけどその声は明瞭でなくて何を話しているのかわからないんだけどある日はっきり聞こえる声がしたとか。それが今の世界の現状と関係が深そうな内容でその声ってなんだろうと考えてしまうよ。

 

天からの声?神の言葉?

 

二人の子供は無意識からどこかに繋がる世界にときどきアクセスできるんじゃないかと思うんだよね。

 

精神疾患になりやすい人の遺伝子が淘汰されないのも何か意味があると思うんです。多分、淘汰しないから人類が生き延びているんだってね。多様性が大切なんだよ。

 

幻聴、幻覚を恐れている人が多いけど、確かに精神疾患でやっかいな幻聴もあるし、それは治療の必要もあるけどそうでないものもあると思っている。病気から回復するとき、夢を見るらしい。その中に悪夢もあるけど、それに対して薬物療法で押さえてしまう人が多いけど、認知が正常なのにそれって本当に必要なことなの?

 

芸術家、小説家、音楽家でそういう危うい幻聴、幻覚と闘いながら創作している人もたくさんいるから何でもかんでも薬で抑えるのはどうかと思うね。

中井久夫先生の本には、回復期の初期には眠りが訪れるとともに悪夢を見るということが書かれています。

最初は、ヘドロのような夢、それから怪物などが登場、そして人物が。

 

娘も最近夢をよく見るそうですが、それは少し怖い夢で本にしたら面白そうです。

 

その夢をメモして創作するといいのではと思います。

 

息子は絵を描くと夢をだんだん見なくなるとか。

 

でも絵を描いているときは、寝ながら描いているような、レム睡眠を起こして描いているから絵を描く行為が夢なのかと思ってしまいます。

 

夢って無意識だから面白いです。

 

精神疾患があり、治療を受けている人で様々な症状を抑えてしまう家族がいるけど、それは回復から遠ざけることをしていると思います。回復の過程には様々な症状があります。

たとえ、悪夢を見ていたとしてもそれを悪夢と自覚しているのなら病的なものではなく、創造性でもあるのだからすべて抑えるのはナンセンス。

 

アイデンティティを奪うようなもの。器だけのもぬけの殻になり、つまらない退屈な人生になると思う。だから、リスクがあってもわたしは子どもの力を信じて見守ります。