フライング七夕のたなぼた? | ★まりりんのきまぐれ日記★ラッピングとおもちゃとマッキーと!

雷、すごかった!

一瞬ですが停電しました!

「越谷レイクタウン停電」がトピックに上がってましたね。怖かった〜

まあ、もちろん、その時間は私は家におりました。

怖いからカーテン閉めてました。


さて、今日は近所のギャラリースペースsoko802で「越谷えほん市」の2日目でした。

蒲生にあったギャラリーあかね.yaさん、お店を閉められたのですが、こちらのスペースで不定期でイベントをしていらっしゃるのです。

それがまた、楽しいものばかり。


昨日ものぞいてみたのですが、今日明日は西荻窪から古書音羽館さんがいらして出張POPアップストアを開いてくださるとのこと。

それは行きますよ!大好きな古書店ですから。



テーブルと棚にたくさんの絵本。

ワクワクします。

もう、あまり絵本を増やしたくないのですが、やっぱり手に取ると楽しくてパラパラと。


そして、出会ってしまいました。



「木にとまりたかった木のはなし」

黒柳徹子さん作 武井武雄さん絵


し、知らない!黒柳さん、絵本出してたんだ!

それも武井武雄さんの絵。こちら復刻版でした。


そして、あとがきを見てハッとしました。

これは黒柳さんの初めての絵本で、憧れの武井武雄さんに「こんな話の絵本を作りたいので絵を描いて欲しい」とお願いしたら快諾してくれて、喜んでいたら、その3週間後に武井さんがお亡くなりになったんですって。


そして、がっかりしたけれど諦めきれず、娘さんに相談したら「話に合う絵があると思う」とたくさんの遺作の中から探してくれたそうです。

それも、本当に話とぴったりの絵を…

これって窓際のトットちゃんにも通じますよね。


そして、実は私がおもちゃ美術館(旧芸術教育研究所)の先代所長先生と出逢ったエピソードともすごくシンクロしているのです。


私の場合は所長先生から「あなたには本を作ってもらおうと思う、次に会う日までにどんな本を作りたいか考えてきなさい」と言われ、その約束の日のイベントに所長先生は現れず、私はそのまま帰ったのですが、数週間後にK先生から芸研でアルバイトしないかと誘われて行った時に所長先生が亡くなったことを知るのです。

それも約束していたその日に亡くなっていたと。

それはそれは驚いたけれど、でも、何か数日でも本を出版できるって気になれてラッキーだったなと思っていたら、そんな流れを全く知らない多田さんに「この本の改訂版を出したいのでやってみない?」と声をかけられたのです。

そして、1年後には自分の本(1冊目)が発売されていました。

(現在までに単著は6冊、出版しています。7冊目はいつかなぁ〜)


何だかこの絵本から、そんなことを思い出して、ああ、今日はコレを手にする為にここに来たんだなと確信しました。


2年前に書いた七夕の短冊、叶っちゃいそうな気がしませんか?

徹子の部屋のスタジオはまだ遠いけど、YouTubeの「徹子のきまぐれTV」の方で何とか絡めないものかと…

よしっ!その時はこの絵本にサインしてもらおう!


もう一冊、これもわたし好みで連れ帰ってまいりました。


絵もお話も素敵で今の私の気持ちにぴったり寄り添ってくれる絵本でした。

「いつか きっと」は渡辺美里ちゃんの曲で一番好きな曲のタイトルと同じだし、大好きなことば。


ああ、本当に素敵な絵本との出会いをありがとうございました。


古書音羽館の店主さんともしっかりお話できました。お店には何度も訪れていますが本を探すのに夢中でお話ししたことはなかったんだけど、共通の知り合いもいたりして何だか嬉しくなりました。西荻窪、だいぶ変わっているようなのでまたお店にもうかがいますね。


明日7日もえほん市に音羽館さん、いらっしゃいますよ。

七夕ですし、是非、年に一度、いや一生に一度の良いめぐりあわせがありますように。