12/20『包みの佇まい』 | ★まりりんのきまぐれ日記★ラッピングとおもちゃとマッキーと!
今日もラッピングDAY!
いよいよ忙しくなってきましたよ。
今日は野球のセールでしたから、グローブ、バットが続きます。
中学球児たちが団体で一個のグローブを持ってきました。
みんなで、誰かに贈るのかな?
好きなラッピングペーパーとリボンを、相談して選んでもらい、『2、3分待ってね!』と言ってグローブをお預かりし、ラッピング!
彼らがちょこっと後ろを向いた隙に、ラッピングして、リボンをかけていたら
『えっ???』と二度見する中学球児。
『もう出来てるよ?』
『えっ?本当に包んだ?』
『ウソだろ?』
と、驚く彼ら。
ははははは、これがプロの技だよ!君たち!

…なーんてのはウソで、グローブは次々にやってくるのですでに底の部分を完成させてフタだけ開いてる箱を全ての柄で作っておくのです。
そしてグローブが来たらポンと入れてフタして上部をラッピング!
リボンをかけてはい、完成!
お客様をお待たせしない現場の技ですね!
中学球児たちには、あの人は、すごい!と思わせておこう(笑)

まあ、それはちょこっとズルしてますけど、実際、ラッピングの現場ではスピードは大切な要素。
速かろう、汚なかろうでは困りますから、
ある程度の速さでキレイに包めるのが理想。キレイも人によって感覚は違うんだけど私達はよく『たたずまいの良い(美しい)ラッピング』という表現をするのです。
そこにあるもののありさま、その醸し出す雰囲気。
角がそろっているとか、折り目がまっすぐとかではなく、たたずまいなんです!
その辺のニュアンスを学生や新人さんに伝えて行くのはなかなか難しいのですが、根気よく伝えていきたい部分ですね!
そして自分も精進しなくては!

ま、そんな根っからのラッピングマニアなわたくし、この無駄とも思える知識が役立つチャンスがまたやってきましたよ!
ああ。マニア万歳!(笑)

そうそう、今日のお昼休みに気になっていた古書店を覗いてみました。
神保町の三省堂の、すぐ、お隣。
ビルの一室(四階)なので勇気が必要でしたが。
豆本や郷土玩具、昔の遊びに関する古書が満載!
こけしや郷土玩具も少し売っています。
たぶんここ、好きな人、いっぱいいるんじゃないかなあ~。