お通夜に行ってきた。
娘から『人がいっぱい来る前に父に会いにきてあげて』ってメールが来たから早々に教会に行ったら早すぎたよ。誰も居ない…
まあ、会場のカトリック教会と、うちの実家は歩いて数秒だから、行ったり来たりすぐ出来ちゃうんだけどさ、葬儀社の人『この張り切ってる人、何なんだ?』と思っただろうね…
クリスマスとイースターしかミサに行かない人を『イベント信者』なんて言うんだけど、最近じゃ、それすら行けてないので、みんなに『あら、まりえちゃん、久しぶり!元気なの?』って言われまくったよ、す、すみません、この通り元気です。
おじさんはガン闘病も長かったので、すっかり痩せていた。
5ヶ月前に会いにいったときも痩せたな…と思ったけれど。
5年間、よく頑張ったなあ、最期もあんまり苦しまなかったってことでちょっとホッとしたよ。
人がある日突然、亡くなるのと、長く病気と闘うのと…
どちらがどうと云うことは無いのだけれど、どちらも哀しいのだけれど、
死に向かう準備の時間を共有できたことは幸せだと思うのです。
献花のとき、流れてきた
LOUIS ARMSTRONGの♪WHAT A WONDERFUL WORLD♪
おじさん、自分で選曲、決めてたもんね。
これ、かけるんだって言ってたもんね。
かっこいいよ。泣けたよ。
教会っていう空間や人間関係は一種独特で、生まれたときから育ってきた私たちにとっては大家族みたいなもんで、いくつになっても親たちが娘や息子を子ども扱いする姿がおかしかった。お互い、結構、歳重ねちゃってるのにね。
おじさんも最後まで娘の様に可愛がってくれた。本当にありがとう。
今夜は久しぶりに会うメンバーもいて、みんなで食事をして帰って来ました。
え?昔、日曜日のミサの後、うちに来ては『これなーに?』って質問して答えを全く聞かなかったあのちびっ子が今や2児のパパ?
定年後のこと語ってんの???驚愕だわ。
明日は告別式~お清めまで参列。
これまた感謝の1日になりそうです。
あ、お母さん。
天国の皆さんにおじさんを早く紹介したくて仕方ないでしょうが、案内係の出番、もう少々、お待ちくださいね。