ぼんやり主婦の大冒険 | 帰ってきたぼんやり主婦

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日本でもぼんやり

こんにちは、まりえママです。

まだまだ皆様へのお礼も行き届かずで、大変失礼しておりますが、とりあえず

ぼんやり家の人々(約2人)は夜を徹してリサイタルを総括中、といえば聞こえは良いけど、よーするに2人で電卓ポチポチ。笑

終演後たくさんの方々に、リサイタル大成功だったね!とお声をかけていただきました。思いもかけないお声かけに驚くと共に、皆さんがそう思って下さったことに、そして何より成功するかな大丈夫かなと温かく気にかけて下さっていたことに、動揺するほど感動してしまったぼんやり主婦なのです。




聴いて下さった方が大成功と感じて下さったのならば、帰国記念リサイタルは大成功だったと叫びたいところなのですが、ぼんやり主婦が運営上でご迷惑をかけたこともあったので、ここは謙虚に中成功くらいでなんとか…えっ


電卓ポチポチ


まりえに限った話ではなく、コンサートやリサイタルを開催するにあたり、特に集客については悩み深きものがあります。組織的なバックを何も持たない個人が演奏活動を続けていくことは簡単なことではないのだと思います。

音楽堂での開催決定当初は、1000人のホールにお客様が3人…ショック みたいな悪夢にうなされ続けたぼんやり主婦ですが、ある時ふと気づいたのです。

たった3人とか、それってその3人のお客様に対して実はとっても失礼な発想なんじゃないかと…

集客はあくまでこちら側の問題、お客様にとっては関係のない話、むしろ席が空いてた方が好きな場所でのんびり聴けるよね〜ということではさすがにないですが(笑)

ホールを満席にすることよりも、チケットがたくさん売れることよりも、何より大切なことはお客様に『聴きに来てよかったな〜♪』とチラッとでも思って帰路についていただけることなんじゃないかと。

まりえの信条でもある、
お1人でも聴いて下さる方がいれば弾きます!

侍はなかなかいいことを言う←



今回400人弱のお客様にお越しいただきました。
コンサートホールの2階席と3階席はクローズ、700席ある1階席でのみでの開催としましたが、パッと見た目には500人以上は入っているかのように感じるほど(笑)とても嬉しい結果となりました。

1500席の大ホールに400人は少ないかもしれませんが(実際少ないですが)、これが300席の中ホールならば入りきれないわけで、

ものは考えようなのだ ←


一生に一度の大冒険のようなリサイタルでしたが、さすがに自主公演では2度目はないと思いたいですが(笑)、でもいつかは2階席も3階席もオープンにしたリサイタルをやってみたいかも…とか

我が娘よ夢を持つのはタダ素敵ですね(棒読み)

ぼんやり主婦こっそり家計費ちょろまかして貯金する(字余り)

集客はとても重要な問題ですが、特に自主公演の場合は集客に固執し過ぎると大切なことを見失ってしまうかもしれません。今回のぼんやり家の場合、いわゆる招待券のバラ巻きは迷いに迷った末にやらないことに決めました。お金を払ってチケットをお求めいただいている方々に申し訳ないと、そして金沢にいない私達に代わり一生懸命チケットを売って下さっている方々に申し訳ないと思ったのです。もちろん収支度外視で開催する余裕などありませんが、甘いのかもしれませんが、これがわが家のやり方、まりえが皆さんへの感謝を持ち続けて頑張り続けていられるのは、いつも楽しみに演奏を聴きに来て下さる方々の温かい応援あってのことなのです。
親として、子供がどんどん大きくなり、思い描いていたものよりも期待していたことよりも、どんどん大きくなり続けてくれている現実は喜ばしい限り、なのですが、私自身が多くを望んではいけないのだと思います。

リサイタルを終え、お茶の間でゴロゴロする間もなくまた次の演奏会が待っています。お茶の間でゴロゴロと演奏会の手伝いと、どっちが好きなのかと問われたら迷わず

お茶のムニュムニュ… もとい
まりえのお手伝いに決まってるです( ・ิω・ิ)キリッ


嘘つきはぼんやり主婦のはじまり。くま