離婚と相続と共有と | 文学系司法書士のHP

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思いつき・思い込み・思いやりで綴る日常。
6:4:0の割合。あれ? 思いやり、どこ行った!

 

それっぽいタイトルにしてしまったので、ちょっとまじめなことを書こうと思います。

 

 

【 離婚 】

離婚の際、不動産の名義変更するって約束して別れることもあると思うのですが……。

それ、ほんとに大丈夫ですか?

 

 個人的な意見にはなりますが、別れた人間のために積極的に協力するっひとって、そんなにいないと思います。なんなら、別れた人間とは極力関わりたくない、って思うのが普通なんじゃないかなぁって。

 

何が言いたいかというと、話し合いをして「不動産の名義変更する」って決めたなら、その時点で権利証等の書類を相手から受け取っておくべきだということです。

 

時間が経つと、名義変更の意思はあっても、「えー (-_-) 書類用意しろとか、今更めんどくさい」などと言われてしまい、結局手続きが進まないなんてこともあるので。

 

 

【 相続と共有 】

「じゃ、共有にすればいいんですかね?」とか「共有ってどうなんでしょう?」とか、かなりの確率で出てくる言葉だなぁと。相続の際に、話がすんなりまとまらないとき「共有」という発想が出てくるようです。

 

これに関しては、やめといたほうがいいです!」これ一択です。共有をすすめる司法書士は、たぶんいません。すすめられたら、何かしらの理由があるからで、なんの理由もなく「じゃ、共有でやっちゃいましょ(=゚ω゚)ノ♪」というひとは、いないはずです。

 

共有にした場合、そこからどんどん相続が発生して、ゆくゆくは顔も見たことない「ほぼ他人じゃない?」って人と一緒に不動産を所有している(いやん、こわい)状態になりますから。

 

悪いこと言いません。共有はやめましょう。「なにがなんでも、おれは共有一択だぜ」ってひとは、それもまた人生ってことで(責任は負いません)。

 

 

 

 

まじめなお話だと、わたしの個性が死んじゃう ( ´∀` )

 

でも、たまに書かないとなぁ……って。

 

どういう話題が需要あるのか……とか、まったく考えずにやってるので(考えろ)。だから、なんていうか、わたしのブログに付き合ってくれているひとには、ありがと♡って思う。