みなさんこんにちは
MARIE POWER FITNESS
代表の比留間マリエです
今日は「身体を動かす大切なルール」についてお話します
これは筋トレに限らずスポーツも日常動作も全て共通なのですが、身体を動かす時は常に中心から末端へ動かします
まずはお腹。
お腹を固めて(腹圧をかける)脊柱(背骨)をチカラが入りやすい形に決める
この2つはセットです
それから身体の中心に近い関節から末端に向かって動かしていきます。
身体の中心に近い関節は大きいので、その関節はたいてい大きな筋肉、たくさんの筋肉が動かしています。
なのでパワーが強いです
そして末端、指先なんかは骨も関節も小さいし動かしている筋肉も小さくなります。
つまりあまり大きなパワーは出ません
この大前提を狂わせた動きをするととパワーが出なかったりケガに繋がったりします
基本的にこんな順番なんて気にしながら動いてる人なんていないと思いますが、筋トレやスポーツのフォーム練習ではとても大切なルールです
私は子どものトレーニング指導をしているのですが、このルールで動けない小学生の子どもは今までの経験では8割くらいいると感じています。
大人も多いです。
長くスポーツを続けていたり、このルールの狂いでケガした経験がある人なんかは知らない間に習得してたりします。
無自覚な人がほとんどなんですけどね
今関わっている子どもは競泳の子たちがメインなのですが、このルールを理解できた子は急に身体の使いかたが変わります。
劇的に伸びます。
これはどの競技も日常生活も同じです。
ブレが消え、身体が大きく使えるようになり、パワフルな動きをするようになります。
しかもいつもより身体が楽な気がする!と言います
お腹を固めて背骨をチカラの入りやすい形でキープすることでまずブレが消えます。
ブレが消えると身体が安定してるので手足が大きく動かせるようになります。
本能的に身体がブレブレだとそれ以上バランスを崩さないために動きを小さくするからです。
そして小さな筋肉で大きなパワーを出そうとするより大きな筋肉、たくさんの筋肉でパワーを出すほうが楽なので身体を動かすのが楽になるイメージです
スポーツって小さいうちは身体の大きさやいかに手足を早く動かせるかで差がつくのですが、大きくなるにつれてこのルールに沿った動きができないと一気に差がついてしまうんです。
運動能力だけならまだしもケガのリスクにも関係してくるのでなるべく早くに身体に叩き込みたいですね
このことを考えるといつも、このルールも分からないまま重たいランドセル背負わせて歩いたり階段登ったりさせる日本ってすごいよなぁと思います
体育の授業でこういう、いきなり球技とかスポーツテストとかじゃなくてこと教えてほしいと思ってます
MARIE POWER FITNESS
小学生から大人まで
人間の骨格に自然なトレーニングを
都内にて小学生からを対象にスポーツチーム、部活などで筋トレコーチをしています
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