2月のカレンダーイラスト Vol.1 | watercolour space PAPIER

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大阪北摂のアトリエにて、水彩教室『パピエ』を開催。暮らしの中で、水彩を楽しんでいます。
雑貨イラスト等の作成依頼も、お受けしています。日々のこと、旅の話、、、などなど。



 早い!!! あっという間に2月です。皆さん、今年のすべり出しはいかがですか?

 私は、、、というと、すっかり寒さに負け、まだしっかりしたビジョンもなく、この一年の計画が立っているようないないような、、、。 まぁ、今年もぼちぼち、がんばります(^_^.)


 ではでは、2月のカレンダーイラストの制作過程をご覧下さい。




 まず、水彩紙をしっかり水張りします。私はいつも、下書きを終えてから、この作業をします。





 そして、部分的にマスキングを入れてから、紙全体を水で濡らし、中央の景色からふんわり下地入れスタート。




 さらに色を重ねて進めます。




 そして、猫ちゃんが中心に入りました。


 後ろのブロック部分は、下地が乾いてから目地部分にマスキング、、、そして着彩しています。下地を塗った上からでも、マスキング液を入れることは可能。こうすることで、マスキングを剥がした時に、真っ白過ぎない、ほんのり色の付いた目地部分が現れる、、、というしくみです。


 では、次回はこの部分のマスキングを剥がすところから、工程をお見せしますね。



 さて、、、


 今月の風景、、、場所はオンフルールというフランス・ノルマンディーの港町です。港から旧市街に入ると、細い路地に古い木の扉や窓の家々、中世の建物が美しく残っていて、そこを行ったり来たりするだけで、楽しい町でした。




 そんな古い町で出会った黒猫ちゃん♪ この子が、今月のイラストのモデルちゃんです。




 歴史ある小さな町の通りは、こんな感じの石畳。路地を歩くと、小さな発見がいっぱいあって、いつまでも歩いていたかったです。また行きたいなぁ、、、♪


 ではでは、続きはVol.2にて音譜 どうかお楽しみに!