満開のあとの桜も一興 | marieとリョウの人生ヒマつぶし

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フツーの主婦marie(マリー)と
その息子リョウのフツーの日常が一転、
2011年、東日本大震災の被災者に。
2016年、大黒柱のパパが難病に。

ちょっとだけフツーじゃなくなってしまったけれど

フツーじゃないあれこれが
我が家の新しいフツーになりました。


ひとつ前の記事に対しての

追記みたいな話です

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歳を取ると身体にガタがきたり

体力がなくなったりと


これまで持っていたものを

失くしていくような感覚がありますが


実はその陰でたくさんのものを得ています


目に見えるマイナスに気を取られて

プラスに気付きにくいだけ


失くした分

ちゃんと違うもので埋められている



例えば、歳を取ると

若い頃には持っていなかった

寛容さやおおらかさという

心地よい緩さを

いつの間にか手に入れていたりします


そして良い意味での諦め


低めのハードル

(自分にも、周りにも)


若い女性に対する

周りからのプレッシャーもなくなって


他人軸ではなく

自分軸に重きを置けるようになる


それだけでも

なんて生きやすくなったことだろう


まぁ、私は若い頃から

自分軸しか持ってなかったけど(笑)



もうトンガる必要もないし

誰かを蹴落とすこともなく

自分のさじ加減で生きていける楽さ


失くしたものより

手に入れたものに焦点を当てると

今は今で、充分足りていることに気付きます



小さなこどもをみて

「今が一番かわいい時ねぇ」

とか言うおばさまっていますよね


いちおう大人なので

「そうですよねぇ」と返してはいましたが

私はそれが苦手でした


だって、こどもは

何歳でも変わらずかわいい


話し始めたばかりの赤ちゃん時代も

絶賛反抗期のティーン時代も

ちゃんと成長してるなって幸せに思うし

その時その時、いつでもベストです


それと一緒で私たちもいつでもベストです


時期によって、歳によって

自分を区切る必要はない


今は今にしか出せない良さがあって

どの時代の自分もその時のベストな自分



細胞は等しく歳を取る

それは自然の摂理だから止められない


でも逆に増していくものも多分あるから

どんな自分でも許してあげることにしています


満開のあとの桜も一興ってところでしょうか



まぁ、おでこのシワはやっぱり

ない方がいいかな…とは毎朝思うけどね(  ̄- ̄)