肌は女性の命

８月１日（木）晴れ

８月に入り、夏本番、ですが、すでに夏バテバテ～。

暑気払いしないと、死ぬ～～。ううう、ほんとに暑い。

さて、皆さんからＤＶＤの感想いろいろ頂いております。

楽しんでくださっていれば、嬉しいですわ。

ところで、テレビでは美白化粧品の被害が報道されていますね。

６０００人以上とか。気の毒です。

が、凄い数ですね。

白く肌の色が抜けてしまうのは女性としてとても悲しいこと。

今から７～８年前、あるメーカーの練り状の頬紅を買ったことがあります。

実は、初めて使うメーカー。

肌トラブルなんて起こったことがないから、なんでもトライする化粧品フリークでした。

そのチークって、オレンジ色のクリームなのに、ほんのりとゴールドの
輝きがあり、それはそれは素敵、と思ってデパートのカウンターで試させてもらい、
購入しました。

しかし、使うと肌がかゆくなり、ポツポツとできものが。

怖いので使わないと治る。

でも、もったいないから使う。で、ポツポツとできる。の繰りかえし。

で、ある化粧品メーカーのお客様相談室に務めていた友人に相談すると。

「うちみたいに必ずきちんとしたメーカーは保険機構もあり、
皮膚科と連携してる。すぐにメーカーに電話したらいいよ」

と、言われ、まずは購入したデパートへ電話。

しかし、手が足りないのか、ぜんぜんでない。

やっとかかって、クレーム、とわかると
「お客様が立て込んでいて」と言われ、相手にしてくれない。

なので、本社に電話することに。すると色っぽい声のお姉さん、

「はい、当社の商品でそのようなアレルギーになった例はございません」

はい？私が初かもよ？なのに。

あまりの対応に切れたので、

「責任者だしてください。」

そして、部長という肩書きの男性が、お菓子持って自宅にきました。

対応、ひどいのでは、というと、ひたすら謝ってくださり、
治療費を払うと言ってくださいました。。

でも、保険効いて薬代１０００円もいかない。

前向きな姿勢でしたので、もう、いいですよ。と。

当時、同居していた兄が

「車だってリコールとかある。命にかかわらないからと言っても、
肌とか、顔って女の人には命と同じくらい大事ではないの」

とその部長さんに言ってくれた時、

まさしくその通りですうううう～、と土下座されたっけ。

でも、最初の対応があまりにひどいので、そのうち、こういうことって
明るみにでて、ニュースになるだろうな、とその時にすでに感じていました。

ほお～ら、やっぱり。

とにかく対応が遅い、動いてくれない。

私が、これは理不尽だ、と思うことってこうやって社会的に問題になるのだ。

私はその後、そのアレルギーが引き金となり、全身アトピーになり、
頭皮までひどくなる、という状態にまでなってしまいました。

なんか、皮膚科で調べてもらったら、きらきら光るものに
私の肌と合わない金属粉が入っているのでは・・という見解でした。

その部長さんがいい人だったので、もう来なくていいですよ、と
許したのですが、頂いたのは

返品した化粧品代と治療費の８００円何がし、と手土産のお菓子。

私は、それから治っては繰り返すアトピーのリバウンドと
闘い、３年以上も皮膚科に通いました。

お医者さんを３件くらい変えて、かかった治療費は何倍にもなりました。

当時は化粧が怖くなり、すっぴんで女子会に行くと、

「いい歳なんだから、スッピンはやめてよ～」

と笑われたり、揶揄されることもしばしば。悲しかった。

今はすっかりよくなって美肌取り戻しましたが。

でも、皺がでてきましたがああ。しかたないか。

なんか、あの対応は本当に納得いかなかった。

人間力のなさが人を傷つけます。
美しくなりたい、という思いがあだになることってあるのですね。

この度の被害にあわれた、美的感性の高い女性達に
心よりお見舞い申し上げます。

早く良くなりますように。。

人間国宝としてのカリスマ性

７月３０日（火）晴れ

やっとお天気がよくなりましたが、皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか。

先日、ハリウッド化粧品のメイスハウスにて、人間国宝　杵屋淨貢（きねやじょうぐ）
さんの三味線、長唄を鑑賞させていただきました。

なんと言っても人間国宝、でございます。

楽屋でご紹介頂いても、私なぞ相手にお話してくれるのかしら、と不安でした。、

しかし、気さくで楽しくお話させて頂き、感激です。



なんでも、ジャズとのコラボや、三味線でアドリブもありなんですよ。とか。

興味深いですね。

しかし、日本古来の美しい音色、しなやかな歌い方。

三つの音には味わいがある。とかで、大変情緒ある世界感にうっとり。

お弟子さんが沢山いらしていて、とにかくお召し物が高そう～なお着物。

集合写真は私は後ろのほうでしたが、前列に座っていらっしゃる
お弟子さん達の後頭部に差してあるかんざしが高級なこと、
皆さん綺麗に髪をセットしてらして、
師匠の演奏を見守るだけなのに、早くから起きて美容院で
髪を整えたであろう、美しいおぐし。

一瞬、三味線を習いたい、と思ったのもつかの間、その辺の雰囲気で
とても私には手の届かない習い事、と、思いました。

それにしても、立ち居振る舞いの美しさに日本文化の素晴らしさ、
誇りを感じた日でした。

よく、舞台に乗る人はカリスマ性がないと、と言いますが
実は、一流の人ほどナチュラルで芸術への愛情が深く、
人間的ではないか、と思いました。

本物のカリスマ性って、普段はフランクなのに、この方のように演じた時に
スイッチが入り、そこはかとない輝きが出てくるもの。

学び深い一日でした。

豪雨ですが

7月29日（月）曇り時々雨

テレビで石川県小松市、山口県が豪雨で河が氾濫しそうとか、中継やってます。

小松市も山口県もファンクラブの方々がいる～。

大丈夫かしら、心配です。

避難勧告でたらすぐ避難して下さい～。

暑いし、豪雨はあるし。
まるで亜熱帯のような天候ですね、最近の日本は。

夏に香港や台湾に行くと、都会の真ん中でこんな感じになり、靴が水でぐちゃぐちゃでダメになったりしたことがありました。

天候不順な日本が怖い。

さて、先週の土曜、赤坂の私のお気に入りのイタリアンレストラン、イルカシータでサマーワインパーティーがあり、ステージを勤めて参りました。

イルカシータ主催でスタンディングなので、私のファンの方には積極的にはご案内しませんでしたが、とても素敵なパーティーでした。

ギターの須古典明さん、ベースの山下弘治さんの二人だけがミュージシャンなのに、皆さん体を揺らせて踊りながら聴いて下さり、欧米のパーティーのようでした。

写真がなくて、残念。
開演前に会場を覗いたら若者と外国人多いし、あら～ジャズなんてうけないのでは？と、いう不安をよそに、大盛上がり。

ステップを踏んで音楽を楽しむオーディアンスはさながらニューヨークのCotton Club。

店長さんがおしゃれだから、おしゃれなお客様が多く、私達アーティスト達も大変楽しかったです。

そう、まさにジャズはダンスミュージックですもの。

過去にこういうパーティー、凄く多かった。

めっきり少なくなったものですが、もっともっとこういうパーティーがあると、きっと景気も良くなるね～。

若い人にもジャズって楽しんでもらえる、という感触は勇気を貰いました。

皆さん、ありがとう。

やはり、その日の東京はパーティー途中から大雨でした。

特に女性はおしゃれして来ていらっしゃるからお足元、大丈夫だったかしら。

安定した天候になって欲しいです。

来月はナルのライブ、インストアライブもあるし、お天気はいつも心配。