銀座キャノンギャラリーで開催されている
写真家「細野晋司」氏の写真展に行ってきました。
舞台を終えた役者が楽屋に戻ってきた直後に
撮影された作品ということで
普通なら私たち観客が知りえることのない顔を
見ることができ、とても興味深かったです。
まず、お目当ては小出くん。
昨年、めっちゃ観たかったのにチケット争奪戦で
全敗し観劇がかなわなかった
「あゝ、荒野」の舞台後の写真。
ボクサーの役なんで裸です(笑)
役作りのためにかなり鍛えたって言ってましたが
たしかにがっちり体型になってますね~。
筋肉ムチムチって感じとは違うのですが
なんか指でギュって押してみたら
ほどよい弾力があるんだろうなって感じです(爆)
表情は普段の小出くんとそんなに変わらないかな。
少なくとも「あしたのジョー」みたいに
燃え尽きたようにはみえません(笑)
まぁ、小出くん舞台上でいつも上手に
力抜いてますもね(爆)それが彼の持ち味なんで(笑)
いやぁ、それにしてもこのお芝居
観てみたかったなぁ~。すごく残念。
次に見たのは成宮くん。
こちらも蜷川さんのお芝居で「KITCHEN キッチン」
先月「逆転裁判」の舞台挨拶で2回
ナマのナリを見てますが
その時の笑顔なナリとは違うし
もちろん成歩堂くんとも違うし
まさにまだお芝居モードに入っている状態の
ナリな気がしました。
この「KITCHEN キッチン」ってお芝居は
舞台上に本物の厨房を作ったんですね。
さすが蜷川さんですよね~。
共演者も蜷川作品にはかかせない
長谷川博己くんや高橋洋くん
そして勝地くんもいてなかなか豪華。
いやぁ~、観たかったなぁ、これ。
で、次が「カリギュラ」の小栗くん。
これももちろん蜷川さん。
小栗くんが舞台上でほとんど裸というエロエロ状態で(笑)
当時すごく話題になってましたね~。
この作品も長谷川くん勝地くんが出演してましたね。
この頃の私は「蜷川さんのお芝居は観ない」
っていうルールを、かたくなに守りとおしていたので、
観ていません・・・(爆)
「ハムレット」の藤原くん。
藤原くんと蜷川さんというとハムレットとか
ロミジュリとかムサシとか
いろいろあるのですが2003年のハムレットでした。
今よりかなりシャープな感じでしたね。
藤原くんはお芝居上ではとっても男らしいのだけど
写真で撮るととても女性っぽく見えるんですよね(私だけ?)
身毒丸の頃からずっと妖艶さを感じております。
そして阿部サダヲさん。
サダヲちゃんは舞台を降りても
やっぱり役者のままの顔です。
この人は本当にお芝居をするために
生まれてきた人なんだろうなって
いつも思ってますもの。
他にも、大勢の方の写真が飾られています。
私が特に目をとめたのは、
いかりや長介さんと緒方拳さん。
言葉にあらわせないほどの存在感に圧倒されました。
この写真展、銀座のあと、仙台、北海道、愛知と回ります。
そして展示されている写真を本にしたものが
2月29日に集英社から発売されるそうです。
そうそう、すべての写真がモノクロです。
ちょうど先日「アーティスト」が
アカデミー賞を受賞しましたが
モノクロだからこそ、観る者がその作品に
想像を加えることができる。
まさにそんなよさを感じることができます。
映画もドラマも演劇も大好きな私ですが
ひとつ選ぶとしたら「演劇」です。
よく言われることですが「映画」は監督のもの。
「演劇」は役者のもの。
どれだけすばらしい演技をしていても
「映画」は最終的には監督の編集にゆだねられます。
もしかしたら出番すらカットされるかもしれません。
それに対し「演劇」はどれだけ演出家が偉大であっても
どれだけワンマンであったとしても
幕があいてしまったらもう作品は演出家の手を離れて
役者のものになってしまいます。
脚本にない台詞を話し出したり、
演出とは違う演技をしだしても
もう止めることはできません。
そして、お芝居はナマものですから
毎回同じ芝居ではありえません。
顔の表情、声のトーン。
まったく同じになんてできるわけありません。
だからこそ、いいできばえの日もあればそうでない日もある。
見にいく側にとっては、運・不運が伴います。
見る席によっては、見えない芝居や
聞こえない台詞だってあります。
でも、そういうこともひっくるめてのライブ感、
これがたまらないのです。
同じお芝居はもう2度と見ることができない。
だからこそ、劇場へ足を運んで観るのです。
映画は多額な製作費と大勢のスタッフが必要です。
もちろん経費を抑えてもいい作品はとれるけど
それでもやっぱり撮影機材とかは必要だし。
(工くんによると最近はiフォンでも映画
撮れるって言ってましたけどね)
それに比べて芝居は役者さえいれば
路上だってできますよ。
セットなんてなくても演技はできます。
以前はお芝居のチケットを取るって
本当に大変なことだったんだけど
今は人気のあるお芝居でも普通にチケットが残っていて。
それはうれしいことであるのだけど
やっぱり客席がうまらないとお芝居はやっていけなくて。
どうかもっと多くの人に劇場へ行って
お芝居をみてもらいたいです。
そして、ライブ感を味わってほしいです。
そんなことを思いながらギャラリーをあとにしました。
で、歌舞伎座(工事中)の隣にある文明堂で
「スフレカステラ」とここでしか食べられない
「日之影栗のプリン」をいただきました。
リッチ~~。
銀座って言ってもこのあたりになると
結構人通りも少なく落ち着いた感じなので
優雅なひと時を過ごすことができました。






