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「もしもキミが。」千秋楽の感想です。


もちろん向井くん目当てではありますが、トリックのころから大好きな堤さんが監督。スワンの馬鹿で上川さんの恋人役だったときには、おとなしい人だなぁと思っていたのにブラッディマンディでは、やたらかっこいいお姉さんになっていた芦名星ちゃんが相手役。こんな組み合わせなら見ないわけには行きません。


1週間くらい前からドキドキが続いていて、当日はどうなっちゃうんだろうかと心配しておりましたが、会場に入ったら意外と落ち着いてきました(笑)

事前にネットでわかっていたのですが、私の席はAブロック(一応正面)の前から2列目。これは他のお芝居を見にいくときもそうなんだけれど、私の勝負服は白のジャケット(笑)決して向井くんとおそろなの~って言いたかったわけではありません。


開演少し前にアナウンスが始まりました。ん?これは間違いなく・・・。向井くんの声です。

前説原稿おもしろ!「場内での撮影、録音、念写はご遠慮願います」

念写って・・?やれるもんならやりたいけど、できんし・・・。でもまぶたにやきつけることはできちゃいますよ~(笑)堤さんらしいなぁ・・・。って大受けしたんだけど、まわりの人はほとんど静かなまんまでしたね。こういうとこって笑ってもいいんじゃないの?その方が役者さんもうれしいよ。って思うんだけど、みんな控えめでした・・・。


さて、開演。舞台はロの字になった客席の真ん中にあるけれど、そこだけではなく階段から降りて客席の方への移動もあり、本当にごく近い場所でのお芝居。ただ、私の席は正面ではあるものの、その通路からは少し遠かったので、すぐ間近で二人を見るってことはできなかったのが残念・・・。

そのかわり舞台上でのお芝居は一番いい角度でみることができていた。といっても横顔が多かったんだけど。

二人の朗読に加えて、バイオリンのナマ演奏と美しい映像が加わる。どれを見ればいいのか、どれに集中すればいいのか、迷っているとどれも中途半端になるので、体中に神経を張り巡らせ五感をつかって、繰り広げられている世界を感じてみる。

そうだ、これは映画やドラマとは違う。演劇でもない。もっともっと観客自体が積極的になって、自分で感じ取っていくものなのだ。これも、チャレンジャーな堤さんの発想なんだろうなぁ。


向井くんのどこが好きかって、やっぱり1番はその声。

まさにうっとりとする声です。そのうっとりとする声がつげていく悲しい結末。

これは涙を誘います。向井くんの演技もラストは真にせまっていて、本当に泣いていたのでは?と私には見えました。(あとで鼻をすすっているようだったし)

朗読劇って、こういうときむずかしいいのかな、って思いました。

普通のお芝居なら、役者さんは悲しい場面なら思いっきり泣く演技をすればいい。でも朗読劇なのでセリフのあとにはト書きがありそこは泣きながら読むわけにはいけない。となるとセリフとト書きの切り替えってむずかしいなぁ、と。向井くんはそのあたりもほどよかったと思います。


さて、感動のラストを迎え、大きな拍手に送られたあと、千秋楽ということで向井くんから挨拶がありました。普通役者さんてお芝居終わったあとは、真っ白になっていて、うまく話ができなかったりするのに、さすが向井くんは落ち着いていましたね。印象的だったのは、短い期間しかできなかったのが残念だけど、長くやっているとその分お芝居が終わった後でもそれを引きずってしまいそうで困る、というようなお話。わかります、その気持ち。役にのめりこめばのめりこむほど、普段からその人格になってしまいそう。特に今回はとても辛い役なので、その役をずっと引きずるのは、いやだろうなぁ。でも、いつかまた舞台に立つ向井くんを見られる日がくるといいなぁ。


というわけで、リーディングドラマを見に名古屋から東京へ遠征した週末でした。

見に行ってよかった~。向井くん、芦名さん、堤監督、そしてバイオリンの高橋さん、さらにスタッフの皆さん。ステキな時間をどうもありがとうございました。

この思い出を宝物にして、また明日からのお仕事をがんばろっと。