第四話
1日が終わればまた1日が始まる…。
当たり前の事だけど、人によってはその1日が来てほしくなかったりする。
〔はぁ…また1日が始まった…〕下駄箱の前でため息をつく私に気がついたのは、真帆だった。
だけど…
スッ…
目があったのに通りすぎていった。
〔真帆…ほんとに私の事嫌いなのかな……。あ…川口…〕
上履きに履き替え、廊下に出ると川口が階段のところで友達と楽しく話してる姿があった。
何だか羨ましく感じた。
〔ムカつく…〕
『…。』
そのまま目の前を通りすぎたが…
『市川!!』
『っ!…』
〔きた…〕
『話したいことがある』
『…何?あたし忙しいんだけど。』
『三秒で終わらせる!』
『無理でしょ』
『あ…やっぱり?じゃぁ三分!』
『はいはい。何?』
『昨日…無理やりごめんな

後……』
『何?』
『俺…本心マジエロいけど、中身いいやつだし、俺市川の事絶対幸せにするし、大事にする。だから、俺と付き合ってください!っ』
ざわつく校内…
『ちょっ!みんながいる場所でやめてよっ』
『返信はいつでもいい。だけど、条件がある。もし俺を振ったら、好きでも嫌いでも俺とやれ。まぁ付き合っても同じ条件だけどね』『けっ結局体目当てじゃない(怒)』
〔キモい…何なのこいつ〕
『違う。体がほしい訳じゃない。ただ愛し合ってる事を確認したいんだ。』
『だったら、返信がOKだったら好きにやればいいじゃない。』
『振られるときは、俺の気持ちをわかってもらうため!』
『自己中な(怒)』
『んじゃあなるべく早めに返答よろしく

じゃ!』
『キモ…』
『ゆ~う~み~!まさかOKなわけないよねー』
『奈美ちゃん…』
奈美が肩を抱いてくる。
『…どっちなのよ』
『ちゃんと返答はするつもりだけど、何て返すかはまだ未定…』
『何それ?約束は?絶対好きにならないって言ったじゃん。』
『恋って突然だし、人にどうこう言われる筋合いないから。もう友達じゃないし。』
『…返答するのはどうぞお好きに!だけどやったらマジ許さない』
『…わかった…』
『…みんな…行くよ』
『うん…』
〔またバトルか…バトルは嫌い…かといって奈美の通りにしたくない…〕
どうしよ…でも正直あの快感…気持ちよかった。
もう一度味わいたい。
キーンコーンカーンコーン♪
キーンコーンカーンコーン♪
『市川!今日一緒に帰ろ!』
一瞬奈美たちの目が気になったけど…
『…いいよっ帰ろっ!』
『マジ?!やった!』
『ただし…キス…までね…』
『キスしていいの?』
『声が大きいよ

』
『実は…私も好きなの…だから…』
『じゃぁ付き合ってくれるんだね!よっしゃ!市川の事は俺が責任もってまもりとおす。』
『ありがと!』
『じゃぁこれからはお互い名前で呼びあうの決定!優美

』
『
隼人…
』
『え?何?声が小さいW聞こえなーい!』
〔んもぅ…Sやろう(怒)〕
『隼人!』
『声デカW』
『…』
『でも合格!帰ろっ』
『あっ…』
隼人に手を握られた。
何の抵抗もできずそのまま私の家まで送ってくれた。
『…恥ずかしいけど…さっきキスまでならいいっていったよな?』『…ぅん…』
隼人の顔はすぐ目の前にあった。
『んっ!…んぁ…はふぅっんっ!』『フレンチじゃ気持ちがおさまらない…ごめんな…』
『…んんっ!んぁっ隼人っんっ恥ずかしいっんんっ』
『…』
何も答えてくれない…
『んっんっ!』
『もっと舌…出して』
今にもとろけてしまいそうな声で話しかけてくる…
『早く…』
『こう?…んんっ!』
チュパチュパチュパチュパ…
ジュルジュルジュルジュル…
二人の甘い音だけが誰もいない路地に響き渡る…
これから二人はどうなるのだろう…
ー続くー