会社の健康診断と一人カラオケ | 《New 》脱毛症と私。どんな行き方する?

《New 》脱毛症と私。どんな行き方する?

『脱毛症と私。どんな行き方する?』をしていたmariです。
手違いでログインできなくなり、ブログが更新できなくなってしまったので、こちらに移転します。脱毛歴3年目 蛇行性→全頭型→汎発性 ウィッグ生活3年7ヵ月。エキシマライト治療中→全治療を中断

今日は会社の健康診断だった。
今時の健康診断はスゴいね。
ていうか、会社の健康診断受けたの今日が初めてでした。
ここ2年位で、やっと社会保険に入ったので。
会社が選んだクリニックなのか分からないけど、
とにかく、クリニックがオフィスビルの最上階にあって、ホテルみたいにキレイでめちゃ広くて
一番ビックリしたのが、1人1人に、専用のipadが与えられた事。
それを健康診断が終わるまで、持って歩き各診断で分かれている部屋の地図まで出る。

すぐに分かる結果はそっこうipadに結果が出る。


デジタル過ぎ。
きっと昔は全て手書きだったんだろう。
時代ってスゴいね。


んで、人生初めてのバリウム…。
あれ、あんなにしんどいのね…。
まず、飲むだけで吐くかと思った。

プロテイン飲み慣れてたから良かったものの(これは超濃厚プロテインだと言い聞かせた。)



もう、やりたくないけど、自分の為だね。


今日はそのあと、一人カラオケに行った。
フリータイムで行きたかったけど、あいにくフリーはいっぱいになってしまったらしく
3時間に。
ちょっと多いかなぁ~とか思っても
結局3時間なんて、あっという間。
まだ延長しかたかったけど、やることあるし
ちゃんと3時間で切り上げた。


私も一人カラオケ行ける位になったんだなぁ。

しみじみと。
病気になってなかったら、一人カラオケデビューしてなかったかも。




私思うんだけど、確かにこの病気は辛い。
自分の事、本当に嫌になった。
認められなかった。
今でもまだ劣等感の塊には変わりないけど


明らかに私、強くなったんだよね。



それは、性格がとかじゃなくて

色んな事に耐えられるようになった。



まず、この病気になったら、
一番最初に直面するのが
自分の見た目への、絶望感だったり
虚しさだったり、嫌悪感だったりした訳。



それと、果てしない不安ね。
将来の不安。女性としての不安。
仕事の不安。友情の不安。
他人に対してだって大きな不安だらけだった。



だけど、そういう事を少しづつ
乗り越えて行くうちに、
ちょっとづつ、不安が取れていく。

それの繰り返しだった。
1歩進んで2歩も3歩も下がった時もあった。



心が真っ黒になる時もあった。
人が嫌いな時もあった。
死にたい…。なんて、思った時もあった。



上がったり下がったり。
自分の感情自体に疲れる日もあった。




だけど、いつからかな。
なんか、強くなった。

髪の毛を自分で刈った日からなのか…
色んな事の積み重ねだったのか



やっと、最近こんな自分でも、
嫌いって思う事がなくなった。
あ、本当言うと、全くない訳じゃないけど。


でも、今は好きかな。今の自分でも。


満足なんてしてはいないけど
でも自分が不幸だとは全くもって思わない。




むしろ、誰でも経験できる事じゃない事を
経験している。
私には、この病気の人の気持ちが分かる。



なったことのない人には分からない辛さが分かる。
自分が当事者だから、分かる。




こういう気持ちって、大事かなって。





辛さは、その時は辛いけど
その感情は、無駄にはならない。