日の目を浴びないおもてなしとは | 強みを活かして生きていく★恵比寿ガーデンプレイスでの独り言

強みを活かして生きていく★恵比寿ガーデンプレイスでの独り言

女性がありのままの自分を受け入れ、強みを社会に活かして生きていくためのヒントをお届けしています。
株式会社プライムコム代表取締役 イイオンナ推進プロジェクト代表
人材育成の会社を経営しています。23歳長女、17歳長男、二児の母。


先日友人とランチをしていた時の話です。
友人は、アメリカ、韓国、中国に住んだ経験があり、4ヶ国語を話せるバイリンガルです。


海外の人に、日本のおもてなしをどう説明するのが伝わるか、という話で盛り上がりました。


海外との違いは様々ありますが、大きく違うことはチップの文化がないという点。


サービスとして提供するホスピタリティと、見返りを求めないおもてなし。

ここに大きな差があるのではないかと思います。


例えば、老舗のお寿司屋さんでのお話。
お客様にお通しを出した後、お客様が右利きなのか左利きなのかをこっそり確認し、右利きであれば右から、左利きであれば左から。箸で取りやすいようにネタを並べているということをお聞きしました。

また、箸使いが慣れていないかたには、お米をしっかり目に握り、ボロボロと落ちないように。慣れている方には、お米を優しく握り、ふんわり感を出す、などという工夫をされているお話をお聞きしました。


このような気遣いは一見お客様には気付かれないかもしれません。

「ありがとう」は言ってもらえないおもてなしかもしれません。しかし日本人は、あえて相手に気づかれない日の目を浴びないおもてなしを得意とする文化があり、むしろ気づかれずにやることをよしとするような文化もありますね。


一つのおもてなしの中には、私たちが気づかない、想像もできないほど奥深い思いやりが込められているのでしょうね。

それを、チップをもらわず無償で提供しているなんて。素晴らしい文化だと思いませんか。

日本のおもてなしって、誇らしいものですね。

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