昨日に引き続き、たつきさなかさんのコラムを
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イイオンナ通信
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【コラム：夢の旅】
たつき さなか
【第３回：恐れと向き合う】
第三回目は恐れと向き合う！について書きたいと思います。
前回迄で私の過去に触れて頂いたのですが、虐待経験や家出、風俗業界の経験がある私に対し、この人は何も恐いものなんてないのだろうな・・・と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
私も自分の事をそんな風に捉えていた事がありました。
ところが、昨年、開業届けを出す前後から、前に進む事に恐れを感じる事が増え
失敗したらどうしよう・・
お店の宣伝の言葉一文字書くのもびくびく・・
今回のコラムもせっかくチャンスを頂いても、まだ出せない、まだ自分らしく書けないなどと思い、なんと約10か月も待っていただきました。
その間、自身を内省し、過去を振り返り、これまでの人生で未完了と感じるわだかまりが残る部分は、実際に過去過ごした場所に行き、私を足止めしている当時の背景や思考、感情を再び体感し、噛み締めたり、過去にからまりを感じていた人に会いに行き、本当の私自身の気持ちを伝え、相手の方の気持ちも受け取ったりと、実際に行動をしながら自分の人生の掘り起こしをし、それによって私自身や人間関係が劇的に明るく伸びやかなものに変化していきました。
それでも、今回のコラムに取り掛かかることはできず。
最終的な理由は『恐かったから』です。
恐い時、誰かに助けを求め、勇気をもらい、背中をおしてもらってなんとか今があります。
開業届を出してから９ヶ月が経ちますが、壁がたちはだかった時、それを打破する具体的な行動が分かっても、その行動をする事自体が恐くて本当にやりたい所に行きつけない弱い自分に何度も遭遇しました。
そして、そんな自分にまわりが迷惑してしまう場面を、この９か月間なんどもつくってしまいました。
ただ、その恐怖を乗り越えて自分が行動出来た時には、必ず視界が開け、怯えていた時の自分では見えなかった道(選択肢)が新たに見えてきたとゆう経験も何度もしました。
そんな時は周りの人もすごく喜んでくれて、達成感と爽快感につつまれ『よーし！また頑張るぞ！』と自分自身も誇らしく、気持ちのいい瞬間。
なんといっても、壁を乗り越えて見えた景色には格別のものがあります！
そんな経験から、これからの事を考えた時『恐れから立ち止まってしまう時間を少しでも短くしよう！』と私は考えました。
≪恐れの原因≫
私は現在、自分の仕事にカウンセリングやコーチングを取り入れた『育児コンサルティング』をメニューとして導入しようと、現在現場でご活躍中の臨床心理士の方のご協力の元、経験を積み、平行して心理学の勉強をしているのですが、その中で面白いものがあったので皆様にご紹介します。
恐れの原因の一つは「隠れた怒り」。
◎恐れの裏には自分でも気付かない隠れた怒りがあるとゆうもので、その怒りを表に出すと生きていけない環境や状態であった可能性があり、怒りの感情は一度生まれると勝手には消えてゆく事はなく、無意識に蓄積されていき、やがて攻撃的に育っていく。
その自分の心の奥にある攻撃的な怒りが何かに投影された結果が、投影させたものから攻撃性を感じさせ、恐怖を感じるといった内容でした。
対処方法としては、恐れの裏にある隠れた怒りに自分で気づいてあげて、蓄積された怒りを誰も傷つけずに正しく発散させてあげることが大切だと書いてありました。
実は怒りの裏にはさらに別の感情が隠れているのですが、怒りの感情を観察していくと、自分が目を背けていた悲しみと寂しさが出てきます。そういった一つ一つの感情に気づいてあげる事がとても大切なのです。
これについて、は次回の【自分を認めてあげる】で語りたいと思います。
そして、もう一つ。
◎恐れは自分の身を守ってくれる大切な感情である。
皆さんはこの言葉を読んでどんな事を感じますか？
私はこの言葉を知った時、恐がる事は人間に備わっている正常な感情でいけない事じゃないのだな！と感じ、これまで、恐がる事はいけない事、恥ずかしい事のように感じていて、なんとか追い出そうと、感じないようにならなきゃ！と思っていた自分に気がつき、すっと恐がっている自分を受け入れることが出来て、ほっとしました。
さらに、この二つの恐れの原因を私は次のように解釈しました。
◎恐れは自分の中の感情を投影させたものなので、本当にその対象が恐ろしいものとゆうわけではない。それをふまえて行動するかを検討してみる。
◎身を守る感情なので、その対象が物理的に身体を傷付けたりなど、実際に生命を脅かす事かどうか少し考えてみる。
このように解釈してみると、おのずと行動する方向で思考が進んでいくかな？と思います。
いつまでも恐れから誰かに甘えて迷惑をかけたり、立ち止まっているわけにはいきません。
恐れは人間に備わっている正常な感情です。
自分の中から無くならないのなら上手に付き合って、乗り越えて行動し、格別な世界を観る為の元！にした方が、ただ怯えているより、よっぽどポジティブで素敵だと思いませんか？
私の中で『恐れは成長の種。』そんな風に恐れを捉えて進んでゆけば、夢の旅はきっと今よりもずっと素敵な旅になると確信しています。
≪自信≫
今回のコラムの第一回目【夢を探す旅】を書きながら、ある事に気が付きました。
第一回目に挫折はバネになると書きましたが、
その一方で、過去の挫折経験が『また、あの時のように逃げ出すかもしれない。大切な人達を裏切るかもしれない。だったら、このままでいた方がいいんじゃない？』
『どうせあなた(自分自身)は出来ないのだから、このままトライしちゃダメ！そこに行ったらもっと自信をなくすかも！！stop!stop!』そんな自分自身の声につながっていた事に気が付き、そして、その自信のなさが私の恐れを産み出す原因の一つだったと分かりました。
では、どうやって自信を持てばいいのか。
≪不思議な現象≫
私が最近体験している不思議な現象。
コラムを書き始めた事をきっかけに、これまで恐くて手をこまねいていた自分のお店、ママサロンの準備をまた進めだし、ママさんへのエステをメニュー化しようと研修を重ねて、そろそろモデルさん集めなきゃなー。と考えていたら、翌日から女性からの連絡が増えトントンと約束がとれたり、ベビーマッサージレッスンのメニューを確立できずどうすればいいのかを考えていたら、現役の講師の方に直接ご指導いただく機会を作っていただけたり、事がスムーズに運ぶようになったのです。
今回言いたいのは「引き寄せ」とか、その様な話しではなく、これまでこんな風にチャンスが来ても恐くて手を伸ばせなかった自分が、すんなりと目の前のチャンスを受け入れているとゆう事です。
コラムを書き始める前、恐くて立ち止まっていたけれども、取り掛かる事が出来ている。
お店の準備、恐くて何から手を付けて良いか迷ったけれども、出来る事から手を付けてみた。
自信がなくて、恐いけどとにかく自分が動いてやってみた事。
挑戦した事実。
少しずつ乗り越えてゆく。
自分でも分からない所で、自分でも分からないくらいの小さな自信が蓄積されていって、今まで出来なかった事が出来るようになって。
そんな風に小さな自信を持つことができたのかもしれません。
そうゆう事を積み重ねて、やがては大きな自信に育っていくのかなぁ？と感じます。
きっと、その頃には、その頃なりのちょっぴり恐い大きなチャンスがやってくるのでしょうね！
自信をもつためには、恐がりながらも挑戦してみるとゆうのが一番の近道なのかもしれません。
そう考えると、やっぱり『恐れは成長の種！』ですね！！
≪まとめ≫
以上の経験から、私が皆様にお伝えできる事は
◎恐れは自分の感情を投影したもの、恐がりすぎずに自分を見つめてみれば原因が見つかるかもしれない！
◎恐れは身を守る為の大切な感情、上手に付き合ってもっと素敵な夢の旅路への『成長の種！』にしよう！
です。
私もこれから沢山『成長の種！』に出会うと思います。
まだまだちょっとした事で自信をなくし落ち込んでしまう事も多いのですが、行動をやめず、皆様と一緒に素敵な夢の旅を歩んでいきたいです！
次回は【自分を認めてあげる】を書きたいと思います。
～たつき さなか プロフィール～
横浜ママサロン Clair purE～baby～ 代表兼経営者
横浜市南区役所認定育児拠点『はぐはぐの樹』公認育児サークル
くれーるぴゅあふぁみりー代表
ママサロンのメニューはベビーマッサージレッスン、ベビーヨガレッスン、ママエステ、育児コンサルティング。
自身の虐待経験から、保育者の現在の育児背景とこれまでの人生に寄り添った、育児コンサルティングを得意とする。
【この世界から虐待をなくす】という目標に向けて、育児とママサロンの活動に奮闘している。
Clair purE ~baby~ HP http://mamasaron-clair-pure-baby.on.omisenomikata.jp/
ママサロン＆育児サークルblog http://s.ameblo.jp/clair-pure-baby
たつき さなか mail clair.pure.baby01@gmail.com
【資格】
高校卒業認定資格(旧大検)
一般財団法人 日本能力開発推進協会 ベビーマッサージインストラクター
一般財団法人 日本能力開発推進協会 ベビーマッサージセラピスト育成講師
【経歴】
2012年 某エステサロン エスティシャンとして勤務
2015年 ママサロン Clair purE~baby~ 創業
第1回コラム：夢の旅
http://ameblo.jp/mariami1114/entry-12133356730.html
第２回コラム：なにもなくていい
http://ameblo.jp/mariami1114/entry-12133359790.html