ハーブとアロマの講師を始めてから10年以上が経ちました。
なぜ今?と思われるかもしれないのですが、この度改めて「一般社団法人日本アロマセラピー学会」に入会しました。
この学会は、「アロマセラピーを医療に正しく応用するために設立された学会」で医療従事者しか入ることができませんが、私は看護師の国家資格を持っているので入会させていただきました。
これまで「AEAJ日本アロマ環境協会」の認定校の中で、アロマテラピーアドバイザーやアロマインストラクターをたくさん育ててきましたが、卒業された皆さんの実際の活動は、コスメやスプレー作り、日々の芳香浴、アロマバスなどの「お洒落や癒し」にとどまっていることも多い感じがします。
しかし、これから先の予防医療の重要性を考えると、アロマやハーブなどの植物療法には、家庭におけるホームケア、介護などのリアルな現場で、もっともっと心と体の健康づくりのための活用の幅や知恵があるのではないかと思うのです。
病気の治療はもちろん病院にお任せしますが、病気になりにくい心身作り、1〜3次予防には植物療法が不可欠であることは間違いありません。
そうした思いで、日本アロマセラピー学会で医療従事者が学ぶ「基礎セミナー」を受講してみることにしました。
私がこれまで学んできたアロマと、臨床でのアロマの活用法の認識の違いや可能性の広がりをキャッチできればなと思います。
そして学んだ知識をもとに、ハーブとアロマを組み合わせて
施設や地域において実践的な活動をしたり、スクールにおいてホームケアの『知恵』を伝えて行くことができたらな・・・と夢を膨らませています。
これから統合医療がもっと現実のものになった時、今コツコツと植物療法を勉強している人たちが、もっと具体的に家庭や地域のお役に立てる日が来ると思います。
一生懸命に学んでついてきてくださった生徒さまたちが、生き生きと家庭や仕事で、今まで以上に活躍される日が来ると思うとワクワクします。
みなさん一緒に、植物療法を極めていきましょう!
SMCマリアリーフ
入江泰子
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