我が家には、赤白のハナミズキが1本ずつ、家の正面両側に立っている。この家に越してきた時、記念として、またシンボルツリーにしようとの思いから植えた。それぞれに手作りの木製巣箱がかけられている。嬉しいことに、春と夏にシジュウカラが巣箱に入ってくれる。今年もそろそろのようだ。先ごろ雄鳥だろうか、盛んに大きな声でパートナーに呼びかけていた気がする。今は沈黙なので、卵を温めているのでは、と勝手な想像をふくらませている。道一本へだてた真向かいに当たるお宅に住むミセスK、ベランダから眺めるわが家の白ハナミズキにかかる巣箱が気になって仕方がなかったそうだ。彼女の家にも、赤白2本のハナミズキが植えられている。そこで、連れ合いが手近な材料を使って巣箱を作製、プレゼントした。さっそくかけられ、ご夫妻で鳥さん入ってと毎日楽しみに待っておられるようだ。そして、お礼にとお菓子とお手製の美しい繊細なレース編みを持ってきてくださった。ごく最近、酒まんじゅうの老舗が、近所に支店を出したそうで、それをお持ちくださったのだ。温めていただく小ぶりのおまんじゅう、ほっこり口にはいる。シジュウカラさんのご縁かな。

 

There are two dogwood trees in our garden, red and white.  Each has a wooden birdhouse made by my husband.  The houses are meant for Parus major birds that have been found to have more than a hundred chirping sounds to communicate each other.  Amazing!  A brilliant young Japanese scholar discovered this fact after his devoted field work.  Currently we are avidly waiting for the birds to enter the houses and build their nests.