前夫が大阪に行きやっと自由な身体になった私。
この時私21歳。
これから新しい彼氏を見つけまだまだやり直せると思っていた矢先に
妊娠に気づいたのである。
私の人生で三度目の妊娠だった。
16歳の時に同棲していた男との間に二人中絶を経験している私。
正直悩んだ。生むのか生まないのか。
そして私は母に相談した。
答えはわかっていたが案の定、母は猛反対。
反対を押し切ってまで生む自信もなかった。
しかし三度も中絶手術をすることについては大きな不安はあった。
もう妊娠出来ない身体になるのではないか。
この先、本当に愛する人が現れ結婚した時に子供が生めない身体になってしまうのではないか。
そんな都合の良い心配ばかりしていた。
お腹の中の小さな命。
わかっているよ。小さいけど生きたいって言っている事。
この世に生まれたいって言っている事。
ごめんね。私の都合ばかりで。
ごめんね。ごめんね。ごめんね。
そして、私は中絶を決意した。
そして、母と一緒に産婦人科に行く事にしたのである。