アクリル絵の具に触れてみる。 | 左官屋女房の泣き笑い2(継続編)

左官屋女房の泣き笑い2(継続編)

あぁ、どうしたもんだか、この人。
興味津々、津々浦々動き回ってるよ、この人。
数字にゃ弱いが空想はピカイチ。

連休が3日続きました。

夫はずっと仕事でしたので、私は完全OFF。


以前の私なら、さて、どこに行こうか…と、

ワクワクしながら遠くまで車を走らせていましたが、

今は、そのワクワク感が無いなぁ。

遠くに出かけるなら、夫と一緒の方が面白い。

(運転しなくても良いから、単に『楽』でもある)


買い物以外は外に出かけなかったので、

久しぶりにアクリル絵の具で遊んでいました。


リキテックス(レギュラー)で下地だけ描きました。



山の風景を描きたいなと、思うままに。


アクリル絵の具なので、チューブからそのまま画用紙に置いていきます。点々と。

思いつくままに、色んな色を。

それを筆で混ぜ混ぜ〜。(水はほぼ使わない)

パレットナイフを滑らせ、

ちょこっと山の稜線を出して。


ここで止めて、乾くのを待ちます。

(アクリル絵の具は、ほぼ速乾ですが、水を使わず絵の具だけを盛り上げたりすると、やはり1日は置いた方が良いかな。


その間に、色の三原色で、色んな色を使ってみよう〜の実験をしていました。


(主に印刷などの)色の三原色。

シアン(濃い水色っぽい)

マゼンタ(ローズ系の濃いピンク色)

イエロー(黄色)

を、混ぜ混ぜすると、

赤、オレンジ、黄緑、緑、紫など、

色んな色を作る事が出来ます。



韓国製の安いアクリル絵の具を使ってみました。

(韓国製、中国製は、驚くほど激安です)


韓国製の「ohuhu」というメーカーなものは、

全くの初心者には良いかも知れませんが、

水を加えると、何となく引きが弱い感があります。

その代わり、透明水彩の要素を残したい時には逆に良いかな。


スケッチブックに山の絵の下地を描いたものは

「リキテックス」というメーカーのものを使いました。

(約30年ほど前は、この絵の具で描いていました)

こちらは練りがそんなに柔らかくないので、伸ばすと、画面にピッタリと絵の具が乗る感じがあります。


まぁ、いろいろと三原色混色をやっていたのですが、よく考えると、これって、

Illustratorのカラーバーでやった方が分かりやすくない?という結論に達しまして…。


例えば「シアン」100%は



「マゼンタ」100%なら



「イエロー」100%は



そして、シアンとイエローを混ぜると


緑色になりますな。


色をCMYKの割合で考えます。

(「K」とは、黒の歩合。少なければ灰色になります)


絵の具で言うと、赤と黄色を混ぜてオレンジ色を作って、それに少しずつ黒を加えると、茶色になるよ…みたいな事ですな。


極端な事を言えば、絵の具なら

赤、黄、青、白、黒さえあれば、

色んな色が混ぜて作れるよ…という感覚です。


色は波長の違い。

形も波長の違い。

それが合わさったものが絵画。

波長それぞれが違う人が受け取り、

感情の波長も人それぞれで、

ある人には「良いなぁ〜」と思う絵が

ある人には「❓❓❓」になったり。笑


でも、多くの人の心に何かしらを残す絵って、

やっぱりさ、それを描いた人の出している波長が

そのまま絵と良いハーモニーを奏でているからだと思います。うん。


あ、もうこんな時間。

今日から三日間、仕事でした。

では、また〜。