こんばんは
今日は、午前10時から、ご飯も食べずに、夜7時まで、ずっと和裁に夢中でした
この反物です。
裁断、背縫い、脇縫い、そして両袖の途中までです。
途中までというのは、袖口をくけるのに、くけ台という道具が必要なのですが、
少し、余裕をもって、今日は、買いに行かないことにしました。
色々なところで、昔から言われる日本語のなかで、和裁から出た言葉なのか~と、
ハッとすることが、いくつかありました。
まだ洋服を着るようになって、100年くらいですからね。
着物から生まれた言葉は多いですよね(笑)
例えば、借金など返すときに、
「耳をそろえて、きっちり」
などと言うのを聞いたことがありますか?
私は、ドラマのなかで聞いたことがあるような気がしたのですが、
裁断するときに、両端を「耳」というのですが、そこをきっちりそろえるのです(笑)
洋裁と違うところが、たくさんあって、(むしろ、別物(笑))
新鮮な気持ちです
昨日、関東大震災を思い出して、という訳ではないのですが、
幸田文の「きもの」が読みたくなって、図書館で借りました。
20年以上まえに読んだ時は、
柄や模様より着心地を大事にする主人公が、自分とダブったのですが、
読み返すと、
いやいや、ここまで強情じゃないから~(笑)と思いなおしました(笑)
以前読んだ本や、見た映画なども、
時とともに、違う感慨になるものですね~。
たぶん、自分が変化しているんですよね(笑)
年齢や、生活環境、その間に経験したことによって、
まったく違う主人公に思えます(笑)
常に新しいものを追いかける現代人ですが、
たまには、過去にトリップするのも、これまた新鮮ですね~
では、また