私は日本の会社に勤務していた6年間、もしも住む家を失うようなことがあれば、それは「職を失った時」だと思っていました。
だってほら…日本は北欧諸国と違って「山火事」なんて滅多に起こらないと聞いていたし、「キャンドルが原因で村一つ全焼」みたいなスケールの話には至らないことがほとんどで、母国スウェーデンみたいに「家を買ったんだけど、まだ枠組みしかないから住めないの!」みたいな発言をしながら笑っている人なんて、まずいないでしょう?😅😅😅
これには文化の違いというか、北欧諸国はどこも手付かずの豊かな自然が今も多く残され、デンマークではカフェヒュッゲしていたらキャンドルを倒しちゃって大火災に発展することもあれば、スウェーデンでは家の枠組みだけ買ったら残りは自分で好きなようにDIYしよう!といった感覚なので、「住む家がない」と聞いただけでは全てがお金とイコールになるとは限りません😅😅😅
そして今回大事件だったのは、勤務していた会社で部下だった、今も連絡を取り合う仲のユイ😂😂😂
なんと彼女…仕事を終えて帰ってみたら火災が発生したあとで、住んでいたフラットに住めなくなったそうです😂😂😂
ねぇ…ちょっと、大丈夫なの?😂😂😂

日頃から超のんびりしているユイはいつものように18:00前に仕事を終え、結婚を機に遠くへ引っ越すことになったから今の会社に勤務するのは今月までと、あとほんの数日。
そこで同じく結婚を機に今月いっぱいで退職する親友のメグ(20代)と最強上司(40代)の3人でスターバックスに行き、私が教えたカフェヒュッゲをしようとルンルン歩いていました😊😊😊✨
するとスターバックスに行くのは久しぶりだったから電車を待つついでにウェブで新メニューをチェックしようとしたところ、スマートフォンに20件以上の着信が入っていたことが発覚!😇😇😇
相手は警察、消防、会社、フラットの管理会社、大家さん、婚約者、叔父さん、そしてファル…。
この状況でもなおのんびりしていたユイは「やっばー!私足臭すぎて通報されたっぽいんだけどー!」と、シンガーソングライターの「aiko」に似たかわいい容姿をしながら中身はオジサンだからいつものように大爆笑😂😂😂
しかしその画面を見た最強上司に「あんたそれ、たぶん火事よ…」と豊富な経験から指摘され、「やっだー!火事とかないですよー!」と言いつつひとまず暇そうな叔父さんに掛け直したところ、「ユイちゃん!ああ良かった!生きてて良かった!」と安堵しているから何があったのかと聞いたらやっぱり火事で、安否不明者になっていたそうです😂😂😂
フラットは隣に住む裕福な美大生がポットに火をかけたまま長時間お風呂に入ってしまい、ユイと婚約者の部屋は見事類焼😇😇😇
さすがにこれはまずいと思って婚約者の青年に電話をしたらこちらも仕事中で着信に気づいておらず、「ユイは大丈夫なの!?怪我してない!?」という紳士的な対応に、まさか足が臭すぎて通報されたんだと思ったなんて言えなかったユイ😂😂😂
その後は仕事を切り上げて帰宅した青年が全ての手続きをしてくれて超頼りになったと言っていたし、ピンチを乗り越えたことでカップルの絆も深まったことでしょう😊😊😊✨
長時間のバスタイムとコンロに置いたポットが原因とは盲点だった、今朝の朝食はこちら。
※婚約者からの着信は火事とは全くの無関係。



Strawberry Cheesecake Ice Cream.

まずは一家に居候している超イクメンの末っ子リアムが保護した青年ファーガスのために用意した、慈愛と献身に満ちた手作りの看病メニュー。

やっぱりまだ38度後半の高熱は続いているといい、それを見越して夜のうちにストロベリーチーズケーキのアイスクリームを作っていました😂😂😂

さすがにストロベリー、バナナ、バニラ、チェリーと作り続けて今回で5回目だったので、アイスクリーム作りも手慣れたもの😊😊😊✨

作る際にも「痩せちゃいましたから、何か脂肪を摂れるものがいいですねぇ…」「ボリュームもあった方がいいでしょうし…」「喉に負担がかからないものとなると、アイスクリームに混ぜるしかないでしょうか…」と、配慮もたっぷり😂😂😂

リアムが手厚い看病をしてくれたおかげで少し熱が下がっている今のうちに栄養を摂らせようと、今回は中に砕いたビスケットが入っています😊😊😊💕

もう、本当にイクメン😂😂😂

どんなことにも行き届いたお世話上手な末っ子がいてくれると、きっとファーガスも安心してゆっくり休めるよね😊😊😊💕

そしてリアムのパーフェクトなイクメンっぷりに女の自信が欠片もなくなりつつある私が作った遅めの朝食、それがこちらです。



Quiche Florentine.

今日の朝食は9:30といつもよりかなり遅い時間に設定していたので、ほうれん草とチーズでキッシュのフロランタンを作りました😊😊😊💕

朝食が遅くなった理由、聞きたい?😇😇😇

聞きたいと言われなくてもお話ししたいんですが、なぜいつも朝食は7:00-7:30が定番なのにこんなにも遅くなったのかといいますと、ゼノと仔犬のアーサーをお散歩しに行かせたらまた今日もアーサーが泥んこと悪臭まみれの「臭くて汚い仔犬」になって帰って来て…😅😅😅

仕方がないからゼノにシャンプーしてもらっていたら今度はこの夫が珍しく遊び始め、こちらは泡まみれのずぶ濡れのパピーに早変わり😂😂😂

ダブルで仕方がない子たちだから先にファーガスの食事だけ整え、一家にいる他の男の子たちには思い思いに好きな過ごし方をしてもらって時間を稼ぎ、お詫びも兼ねてのキッシュだったんです😂😂😂

ただまあ…ここはゼノとアーサーの人望ならびに人徳だったというか、誰も怒ることなく待っててくれたからそれで全て良し😂😂😂

ゼノって実はスポーツも得意でそちらの成績も優秀な息子だったことがわかったあとだし、外にお散歩しに行くだけではアーサーとスポーツを楽しむ時間が足りなかったんでしょう😅😅😅


今日は午前中に改めてリアムが素直で純粋な末っ子だと感じた出来事があり、それは一番上のお姉ちゃんが届け物をしに来てくれたときのこと。

リアムは6人兄弟の末っ子で美しい姉を5人も持ち、ファルが同じ一番上のお姉ちゃんはダイアナ妃のようにかわいらしい見た目をした女性。

イギリス人ながら、リアムの一家がまるで私の母国スウェーデンのような大家族を形成することになった理由は昨日書いているので、詳細はこちらを参考にしてください😅😅😅



昨日はリアムの3人いるグランマの一人が96歳の誕生日を迎え、その場に私たちが雇用しているボディガードで天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオスを新しい友達として連れて行き、その時にヴァシリオスがギリシャ出身でギリシャとイタリアのハーフだけどイタリア語は話せないこと、そしていつかヴァシリオスを連れてイタリアに残っているかもしれない親族を探しに訪ねてみたいからイタリア語の勉強も始めたと話したところ、お姉ちゃんが昔使っていた本を持って来てくれました😊😊😊💕

イタリア語なら私が話せるからガイドや通訳をしたり教えることもできたのに、頼ってばかりでは悪いと思ったみたいで…😅😅😅

優しく可憐なお姉ちゃんはいつもリアムの味方でいてくれる心強い存在で良き理解者の一人となり、いつもリアムのことを応援してくれる家族の一人。

姉が来たと知ったリアムは「あれ?お姉ちゃん、子供たちはいいの?」と言いながらも怖くない長女のお姉ちゃんだったことを喜び(※姉2-5は超ツンデレ集団)、わざわざ本を探して持って来てくれたとわかれば「わぁ!お姉ちゃん、いつもありがとう!」とそれはそれは素直に嬉しそうにしていて、リアムって本当にパーフェクトな素晴らしい末っ子😂😂😂

こんなに素直でプシュケにも似たかわいらしい弟がいたら何でもお願いを聞いてあげたくなっちゃうほど、私も弟が欲しくなります😂😂😂

私は親族に男の子しかいなくてお父さんの兄たちの息子が4人とママの兄で叔父のシド(退役軍人)に悪さしかしない主義をした息子が3人もいるから、正直に言うともう兄は一人も欲しくない😂😂😂

せっかく車で片道30分もかけてわざわざ本を届けに来てくれたので、リアムのお姉ちゃんも誘って楽しむことにした今日のフィーカはこちら。



Strawberry Cream Cheese Pie.

先日ゼノがちょっとした親切をしたお礼にもらったストロベリーがたくさんあったので、かわいいストロベリーのチーズケーキを焼きました😊😊😊💕

その…何というか、私ってミセス・デビルことリアムのモルと性格が非常に似ているところがあって、かわいくて可憐なお姉ちゃんが来てくれたならストロベリーって思考になっちゃう😂😂😂

しかもその弟はプシュケのようなかわいらしさで常に人生が楽しそうだから見ている周りも釣られてご機嫌になるし、プラスの効果ばかりとこれも一重にリアムのモルが多くの子供たちを産んで育ててくれたおかげです😊😊😊💕

しかも顔すら知らない人の子供まで育てていたからね、リアムのモルって😂😂😂


フィーカのあと、さっそくイタリア語の勉強を始めた超イクメンの末っ子リアムとギリシャが産んだ天使の末っ子ヴァシリオス。

超真面目な二人はリアムのお姉ちゃんが持って来てくれた本を最初にパラパラめくって中身を確認し、「これなら簡単な挨拶と最低限の会話はできそうですね!」とモチベーションを上げることも上手なリアム、「ごめんなさい、僕が話せれば良かったんですけど…」とまずは超珍しく謝るヴァシリオスの姿を見て、もう一人いるボディガードで超ハートフルな超オープンマインドのハゲ頭・ジョージおじさんは、私に「奥様、聞きましたか!?キングが謝りましたよ!俺にはあれほど謝らなかったのに、成長しましたね!」と、今回も大爆笑😂😂😂

ヴァシリオスは甘えたい気持ちから一緒に移住した親友のアレクサンドロスと所属する警備会社の同僚でもあるジョージおじさんにはとことん暴君の天使になってしまうところがあり、こうしてリアムと過ごすことで「ごめんなさいする習慣」もしっかり思い出したようです😂😂😂

同じ末っ子でもある親友をパシリにしてこき使い、その親友と一緒にジョージおじさんをサンドバッグに代用し、散々な目に遭っているはずなのは一番年上で歴とした一家の長男でもあるジョージおじさんであること間違いなしといったところ😂😂😂

このおじさんが全てにおいて超寛容で超寛大な精神を持ち合わせ、若くして自身の頭がハゲ上がったことにすら超ポジティブに捉えることができる元はイケメンのおじさんなら、末っ子たちがやらかす問題行為も許せてしまうんでしょう😅😅😅

しかしこの「リアムのお姉ちゃんがくれた本」はネイティブが聞いたら状況次第ではかなりのドン引きも必須というか、さすが「1日に3回は恋をする」と言われているだけあって「愛をささやく言葉」しかほぼ収録されてなくて…😂😂😂

リアムのお姉ちゃん、帰り際に「私はイタリアなんて馴染めそうもないから、リアムが頑張ってあげてちょうだいね」と言っていた理由、それはきっとシャイだから意味がわかると恥ずかしかったからに違いありません😂😂😂

ただそこは生まれも育ちもシャイなイギリス人だけど超イクメンで日頃から愛情表現たっぷりのリアムなら問題はなく、どちらかというと遺伝子の半分はギリシャ人で明るい国民性をしているはずのヴァシリオスの方が超シャイなので、さっそく天使が一人で多大な苦労を背負い始めています😂😂😂

語学習得の近道はその国の国民性を知ること…ということにして(※事実)、今夜のディナーはこちら。



Pumpkin Uzbek Samosa.

今夜は食事で世界を旅してみようということで、いきなりウズベキスタンのサムサをカボチャ入りのベジタリアンで作ってみました😊😊😊💕

中身はカボチャ、タマネギ、スパイス😊😊😊💕

本来なら食事というよりは簡単なスナックでビールなどのライトなアルコールによく合うメニューですが、アルコールなしでもディナーのサイドメニューとして活躍します😊😊😊✨

ホットなスパイス入りで癖がなく、食べやすいから一家の男の子たちが本当によく食べて、あっという間になくなるから少食でのんびり食べるタイプのゼノは確保するのが至難の業😅😅😅

仔犬のアーサーはまだまだ赤ちゃんだから、これの中に入れたホクホクの甘いカボチャが大好きなんだよね😊😊😊💕

犬だけどベジタリアンで、ジャガイモメニューが基本のポテトボーイでもあるし…😂😂😂


アーサーは毎朝私が朝食の用意をしている間にゼノと一緒にお散歩しに出かけ、月齢より細くて小柄だから帰って来たらトマトやカボチャのピューレと犬用クッキーを食べ、暖炉の前や人間たちに膝枕を提供してもらってお昼寝して、またお散歩に行ったらおやつを食べて、スポーツとお昼寝して…を1日5回楽しむのが日々の日課😊😊😊💕

さらにフレンドリーな性格で社交性にもあふれているから人間たちが楽しそうにしているとその輪の中心に入り、一緒に楽しんでその場を盛り上げちゃうのがアーサー流😊😊😊💕

そんなアーサーがディナーの後に暖炉の前で楽しそうなコミュニティを見つけて輪の中心へと乱入した先、それはリアムとヴァシリオスの末っ子たちがイタリア語の勉強をしている真っ最中の現場であり、賢いアーサーは「お兄さんにこれをすれば、僕ってみんなの人気者!」と何かを察し、座っていたヴァシリオスに音もなくそっと近寄り、足にお顔をゴシゴシしてぎゅっとハグ😍😍😍💕

その時末っ子たちが発音していたイタリア語は「Ti amo」で、これは英語で何でしょう?という話題に割り込み、「お兄さん、それはこれ!」とアドバイスしたんです😍😍😍💕

この「Ti amo」は英語の「I love you」😍😍😍💕

アーサー、なんて賢いの…!😍😍😍💕

私がコマンドを出すと英語とスウェーデン語を理解しているバイリンガルのアーサーなら、もしかしたら自慢の賢さからイタリア語も理解できるトリリンガルになる日も近いかもしれません😍😍😍💕

見ていた悪ガキのヒューゴは「僕より犬の方が言語能力も高いじゃないですか…」と、絶句。

ヒューゴが話せるのは母国語の英語に加えてラテン語、そしてビジネスレベルのフランス語、さらに某パリピな青年に習った日本語3つ。

犬より知能が低いと発言してしまう悪ガキ、それがヒューゴ😂😂😂

アーサーとヒューゴに同じお勉強をさせたら、学ぶことにトラウマを抱えていないアーサーの方が習得も早いだろうね😇😇😇

これがスウェーデン流「遊びながら学ぶ」の実力であり、詰め込み教育との差かな😂😂😂


God natt...