今日はバースデーパーティーにお呼ばれしているという、一家に居候している賢く慈愛に満ちた超イクメンの末っ子、リアム。
聞けば誕生日を迎えたのはリアムの「グランマ」だといい、年齢はなんと96歳!😊😊😊✨
これは私たち一家も日頃からリアムのお世話になりっぱなしなので、そのお礼も兼ねてカードとお菓子くらい持って行ってもらおうと朝から大騒ぎしていたところ、ふとあることに気づいたんです。
それはリアムが結婚式を挙げた去年の12月、かわいい末の孫息子が契約結婚とはいえ晴れ姿を見せてくれると嬉しそうに笑顔を浮かべていたグランマ、つまりリアムのファルのモルだからスウェーデン語では「ファルモル」にあたる女性は93歳だと聞いていて、年齢が合わない😅😅😅
そこでミセス・デビルこと末の一人息子には超雑で超適当っぷりが大評判のモルのモル、つまりスウェーデン語ではモルモルに当たる女性の誕生日なのかと思ったら、こちらも違うと言います😅😅😅
これは超イクメンの末っ子リアムがご近所の住民たちから絵画に描かれたプシュケのようにかわいらしい息子だと愛されて育った人気者だから「他所のグランマ」なのかと思ったら、さすがリアム。
どうやらこの真相は「僕ってマムが離婚と再婚をしているでしょう?だから僕にはグランマとグランダが3人ずついるんですよぉ」ということで、今日誕生日を迎えたのはモルが情けないと離婚を叩きつけた再婚相手方のグランマでした😂😂😂
まるで離婚と再婚を経験するごとに家族が増えていくシステムを持つ母国スウェーデンのように、大所帯の大家族…😂😂😂
※リアムはすでに叔父になり、甥と姪は計15人。

リアムは美しい姉が5人もいる6兄弟の末っ子。
内訳は長女でダイアナ妃のようなかわいらしさを持つ優しいお姉ちゃんと末っ子リアムはファルが同じで子供の頃はクルンックルンにカールしたかわいい天然パーマの遺伝子を持ち(今は強めのくしゅくしゅヘア)、モルにそっくりでまるでアン王女のような逞しさと凛々しさを持つ姉2-5はモルが一度離婚して再婚した相手との間に生まれた娘たち。
一度はリアムのファルがあまりにも情けないことに嫌気が差したモルはお姉ちゃんが生まれてすぐに離婚し、そのすぐ1年後にお姉ちゃんを連れて新しい夫と再婚したものの、次女…三女…と生まれるごとに次から次へと新しい夫の持つ情けなさが露呈して回り、こちらも五女誕生と共に離婚。
するとリアムのファルは愛してやまない「ミセス・デビル」ことモルが憎き再婚相手と離婚したことを人伝に聞き付け、何とか謝り倒して男として至らない情けなさを改善することを心から誓い、「再婚しないこと」を条件に再びモルと暮らすことが叶い、5人の美しい娘たちを育てながら幸せを噛み締めていたらそこに末っ子リアムを授かり、待ちに待った男の子に大喜びしたそうです😊😊😊💕
その結果、捨てられたのは2人目の夫だけ😂😂😂
リアムのモルは経済的にも自立していたから離婚しても福祉に頼ることなく豊かに暮らし、美しいロングヘアを持つ可憐な長女ととことんモルにそっくりなショートヘアの次女から五女を一人も虐げることなく立派に育て上げ、末っ子リアムに対する超雑で超適当っぷりは伝説クラスだけどモルなりにかわいがって大切に育てたので、ハッキリ言ってこちらはモテる女性でしょう😂😂😂
女の私でもごく一部を除けば見習いたいことや尊敬することも非常に多い女性で、何よりここイギリスで「ステップファミリー」といった概念を持たずにスウェーデン流の「ボーナスファミリー」として家族をまとめ上げているし、こうして離婚した夫サイドのグランマが誕生日だからと家族みんなでお祝いに駆けつける姿には憧れます😊😊😊💕
イギリス人にしては超イクメンの末っ子リアムがあまりの大家族で驚いた、今朝の朝食はこちら。



Lemon Poppy Seed Scones.

昨日の夜にReading Night&Candle Nightと称して一家でヒュッゲな読書タイムを楽しんでいたところ、夫のゼノが久しぶりにスコーンを食べたいとリクエストしていたので、今朝はレモンとブルーポピーシードのスコーンを焼きました😊😊😊💕

甘酸っぱいレモンと香ばしいポピーシードは組み合わせもバッチリ😊😊😊💕

今回のスコーンにはレモンピール(皮)を使ったジャムとイタリア産のリモンチェッロというレモンのリキュールを入れてあります😊😊😊💕

さらに超イクメンの末っ子リアムが愛情を込めて贈る、ゼノが教会の牧師にお願いされて代わりに保護した青年・ファーガスへの慈愛に満ちた手厚い看護は今日も止まるところを知らず、ファーガスが必要としていることなら何でもしてあげるお世話上手な末っ子が完成させた看病メニューはこちら。



No Churn Black Forest Ice Cream.

周りをお世話することが上手なリアムは今日までにストロベリー、バナナ、バニラとアイスクリームを作り続けたことで感覚だけならもうすっかり慣れたといい、4回目となる今日はチェリーとバニラのアイスクリームを作っていました😂😂😂

この末っ子、イクメン😂😂😂

見たところファーガスは扁桃腺とリンパが腫れたことで高熱を出している様子で、ようやく今朝は39.0度まで下がったと聞いてホッとした私たち😂😂😂

これはもう…リアムというイクメンがかのマザー・テレサや「クリミアの天使」ことナイチンゲールを遥かに超え、純粋な聖母マリアのような慈悲深い心と奉仕の精神から現職のナースよりも行き届いた看病をしてくれたおかげです😂😂😂

そしてリアムが優しく穏やかに話しかけると同時に笑いかけることも忘れず接したことでファーガスも少しずつ心を開き始め、なんとモルと2人の兄たちと暮らしていた「末っ子」だということがわかり、これで一家に滞在しているのは9人中紛れもない末っ子が天才のジャック、超イクメンのリアム、ゼノの秘書候補で悪ガキのヒューゴ、ボディガードで天使のような少年顔の美青年・ヴァシリオス、そして保護したファーガスと5人もいて、親族の中では末っ子だった「末っ子もどき」が私とゼノの夫婦で2人、長男だけど親族では真ん中だったのがゼノのダディでセバスチャン1人、歴とした一家の長男はボディガードで超ハートフルなジョージおじさん(ハゲ頭)…たったの1人😂😂😂

一緒に暮らしている動物たちもまるで示し合わせたかのように仔犬のアーサーが賢い8兄弟の末っ子、黒猫のビョーン坊やも兄弟の数こそ定かではないけど6匹ほど生まれた中の末っ子、チンチラシルバーにも似た見た目のセクシーなルシアお嬢様は捨て猫だから家族構成こそわからないけど明らかに甘やかされた末っ子で都会育ちのお嬢様だし、世の中とはなぜこうも「末っ子が末っ子を呼ぶ」みたいな状況に陥りがちになるんでしょうか?😂😂😂

ジョージおじさんなんて、所属する警備会社ではヴァシリオスを含む上司と同僚と部下たちもほぼ末っ子だもんね😂😂😂

日頃から誰に対しても超フレンドリーで愚痴や文句の一つも言わないジョージおじさんが唯一上司にブチギレたこと、それは「あのやろう、また鼻くそほじりやがって!かまって欲しくなるとすぐそこらへんにくっ付けて回る男なんですから!困っちゃいますね!」の、ただ一回のみ😂😂😂

世話焼きなおじさんのことだからティッシュを渡すついでに話し相手をしてあげるくらいのことはしただろうし、それもあって上司もこれ見よがしにジョージおじさんの目の前でほじるんでしょう😂😂😂

末っ子同士のプライドでもあるのか、ヴァシリオスの前では絶対にやらないらしいよ😂😂😂


子供の頃からかわいがってくれた大好きなグランマのバースデーパーティーに向かうことにした、超イクメンの末っ子リアム。

まず話を始める前にリアムの容姿と性格をおさらいしておくと、ティーンエイジャーで初恋したゼノと同じ髪色にしたくてブルネットの髪をブロンドに染め、元がクルンックルンにカールした天然パーマの持ち主だから今も水で濡らせば完全なカールを取り戻し、爽やかなイケメンで美容にも関心が高いことから30代だというのに20代の若さに見え、常に人生が楽しそうにしているからふわふわしたかわいらしい印象もあり、背は171cmと小柄😊😊😊✨

明るい性格でよく笑うということもあって少し幼い印象も与えるけど中身は頭の良さと賢さを持ち、それでいて努力を怠らずに誰よりも真面目に学ぶことを続け、ホスピタリティにも溢れているからどこに行っても人気者です😊😊😊💕

そんなかわいらしさと爽やかさと朗らかさを大切にしながら大人になったリアムはグランマの誕生日だからといつもよりちょっとだけオシャレをして、最近ヴァシリオスがこちらも子供の頃から今もなおクルンックルンにカールした天然パーマを頻繁にバリカンで刈ろうとするのを阻止するために再びセットするようになった、かわいくクルンックルンにカールしたヘアスタイルに大変身😍😍😍💕

待って、やっぱり何度見ても超かわいい😍😍😍💕

先日は仔犬のアーサーの兄クリストフのリハビリを兼ねてプールに入ったら水に濡れてクルンックルンにカールしてしまい、まるでヴァシリオスと双子なのかと思ったほど😍😍😍💕

その見た目を表しているというか、リアムがよく似ていると言われる絵画のプシュケがこちら。



こちらはフランスの画家William Adolf Bouguereauが1889年に描いた「Qupidon and Psyche」(キューピッドと蝶)という絵で、リアムってこの絵の右側に描かれたプシュケにそっくり😍😍😍💕

顔のパーツも整ったまん丸のおでこに優しく下がり気味の眉、溢れ落ちそうなほど大きな目、すっと通ったほんの少し小さめの鼻筋、かわいくクルッとカールした唇と本当に恵まれた容姿をしながら優しく落ち着いた誰にでも好かれる性格をしているので、こんなにかわいらしい坊やに「お願いごと」をされた日には、ついつい叶えてあげたくなっちゃうと思いませんか?😊😊😊💕

そう…リアムが超かわいらしくも愛らしい眼差しを浮かべながら「レイディに一つだけお願いがあるんでけどぉ…」と言うなら、このお姉さんもプシュケのお願いを叶えないわけにはいきません😊😊😊💕

その「お願い」とはこちらもまた非常に優しさと慈愛と加護に満ちた手厚く配慮の行き届いたもので、「バジルをパーティーに連れて行きたいんです。ほら、バジルは家族が一人もいないでしょう?僕は家族がたくさんいて寂しさとは無縁でしたから、バジルにも温かい家庭を分けてあげたくって…」と、ヴァシリオスに休暇を取らせてあげて欲しいと言うじゃありませんか…😂😂😂

この末っ子はなんて友達思いで、なんて優しい心を持っているんでしょう!😂😂😂

もう…こんなパーフェクトなプシュケにお願いをされたら、即答でOKしちゃうよね😂😂😂

ヴァシリオスはギリシャから移住したことで遠く離れて家族がいないというだけならまだ良かったんですが、実際には8歳という幼さで両親と一部の親族を亡くして姉たちと共に叔母さん宅に引き取られ、その後13歳になったら今度はその叔母さん一人を除いた親族の全てと姉たちを亡くし、21歳の誕生日を迎えたすぐあとにその叔母さんも病気で亡くしてしまったあとで、たった一人きりで残されたヴァシリオスが家族と呼べるのは一緒に移住して来た幼馴染で親友のアレクサンドロスとその一家だけ。

古代ギリシャの芸術品レベルに美しい容姿をしながら中身は超ハードボイルドで親友のアレクサンドロスと同僚のジョージおじさんに対してだけは暴君の天使になっちゃうけど、本当は超ツンデレで超寂しがり屋の甘えん坊だという新事実が発覚したことだし、二人で出発させました😊😊😊💕

出かける際、ヴァシリオスは私に「奥様、僕が戻るまで外出はお控えになってください。どうしても必要なときはゲオルギオスに頼みましたから、必ず一緒にいてもらってくださいね」と言い残した、さすが真面目😂😂😂

他人に勤勉性を披露するにはやや乏しいとされている度を超えた末っ子のヒューゴ、悪さばかりしてないでちょっとはヴァシリオスを見習って😂😂😂

ヒューゴに悪さばかりされて、毎日のように頭痛を覚えている夫…😂😂😂


リアムのグランマは今日で96歳になり、この年齢になると友達にはもう先立たれてしまっているからほぼ家族だけの集まりになるといい、家族以外のゲストはグランマの80年来の親友(!)のおばあさんが一人と、リアムが連れて行くヴァシリオスだけ。

それでも「家族だけ」と言いながら子供4人に義理の孫2人(リアムとお姉ちゃん)を合わせた孫19人が訪れ、さらにその孫たちが子供を連れて来るから全部で計50人オーバーと超大家族😂😂😂

ここでも気付かされたこととして「孫の数」が全く合わず、モルの再婚相手は長男で弟1人と妹2人、その子供たちがそれぞれ4人、3人、3人、5人…となればリアムとお姉ちゃんを合わせて孫は「17人」になるはずが、なぜか2人多かったことにヴァシリオスは驚いたそうです😂😂😂

これ、なんと「ご近所の子供たち」とかそんな生優しいものではなく、モルが離婚後に再婚したこの長男おじさんはモルと再婚する前にすでにドッテルが2人いて、離婚する際に長男おじさんは親権を持たずに相手の女性が育てることで再婚😅😅😅

しかしこの「長男おじさんの元ワイフ」がなかなかのモラハラで、実はこのドッテルたち2人、つまりリアムの姉2-5のさらに姉にあたる子供たちは何と長男の実子ではなく、離婚した元ワイフが置き去りにした子供をリアムのモルが「5人も7人も女の子なら大して変わらないわ!私が育ててあげるから貸してみなさい!」と言ってまとめて引き取り、長男おじさんと離婚した後も2人分の養育費だけ払ってもらいながらこのドッテルたちのこともリアムのモルが育てたので、この二人はリアムのモルのことを実のマムだと思っていた…といったことが発覚するなんて、さすがに屈強なヴァシリオスでも想像しなかったことでしょう😂😂😂

だからリアムのモルは6人の子供を産んで一人の力で一気に8人を育てたようなもので、長男おじさんが元ワイフに押し付けられた「誰の子供かもわからない娘たち」はリアムが生まれた時にはすでに19歳と18歳だったことから、リアムは「ご近所に住むおばさん」だと思っていたんだって😂😂😂

19歳も歳が離れていたら、末っ子がティーンエイジャーになる頃には30歳を超えてるからね😂😂😂

案外苦労したんだろうと思いたかったところ、こちらは女の子なら100人いても育てられるというバイタリティにも溢れ、逆に男の子はリアム一人でもう充分だしこれ以上は不用と、言い切るモル…。

実はリアムのホスピタリティってモルの隠れたキャラクターだったのでは…?と察することにした、今夜のディナーはこちら。



Wild Garlic&Mushroom Pasta.

今日はゼノがプライベートでも愛するワイフに依存することなくビジネス並みの立派な自立を見せ、友達に誘われたついでにラグビーをしていて珍しくお腹が空いたと言っていたので、スタミナが付くガーリックをたっぷり使ったマッシュルームのパスタを作りました😊😊😊💕

実は勉強と芸術全般以外にスポーツも得意で、常に成績優秀だった夫…😂😂😂

自称「友達ゼロ」も自分に自信がなかっただけで実際にはかなり多くの友達がいることもわかったし、仔犬のアーサーを家族に迎えて決まった時間にお散歩するようになったら少しだけ社交性も取り戻して誘われたら行くようになり、ワイフとしては毎回良い意味で裏切られまくっています😂😂😂

ゼノとしては私にファーガスのお世話を頼んで自分だけ遊ぶなんて嫌だった(許せなかった)ようで、最初は断っていたのをアーサーのお散歩担当にして無理矢理行かせたんだけどね😅😅😅

行ってみたら10年ほど連絡は取り合っていたけど一度も会っていなかった友達にも会えたと言っていたし、これも仔犬のアーサーが私たち人間に与えてくれる良い効果の一つでしょう😊😊😊✨

生まれ持った習性とまだ幼いから、ボールを見るとついつい一緒に追いかけちゃうアーサー😍😍😍💕

そのうち人間たちと一緒にラグビーにもトライするようになるかな?😊😊😊💕


グランマのバースデーパーティーから帰って来て、至っていつも通りで平常運転だったリアムとヘトヘトに疲れ果てていたヴァシリオス。

こちらもやっぱり社交性が問題だったというか、リアムは末っ子ながら子供が大好きな超イクメンだから幼い甥や姪たちにせがまれなくてもそれはそれは手厚くモル(姉)以上のお世話をして回るものの、ヴァシリオスは亡くなった姉たちと歳が離れていた上にモルがイタリアから移住していたから母方の親族が少なかったこともあって人馴れしておらず、8歳で両親を亡くすと同時にグランマとグランダも亡くしたこともあって「グランマの誕生日」というものも幼さからあまり記憶に残っていなかったので、ヴァシリオスの家族事情を知って徹底的に甘やかしてくれたリアムのグランマたちとはどう接したらいいのかわからなかったそうです😅😅😅

それもそうだよね😂😂😂

だってヴァシリオスの記憶に残っている両親や姉たちや親族といった存在はかわいい末っ子が起きたら大騒ぎでハグとキスをして頭を撫でてくれて、モルはそれに加えて抱っこして絵本を読んでくれて、6歳を過ぎたら今度はファルとモルの間に座って昔ばなしや思い出話を聞かせてくれたところで時が止まっているんだから、接し方や感覚にもズレというものがあって当然でしょう😇😇😇

でもリアムのグランマたちはヴァシリオスのことを温かく迎えてくれたしすごく優しくしてくれたと言っていて、久しぶりに温かい家庭を思い出すことができて楽しかったと言っていました😊😊😊💕

やっぱり仲のいい友達や家族と過ごす時間って素敵で大切だね😊😊😊💕

私なんてほとんど毎日パリピなママとフレンドリーでチキンハートが自慢のファルとチャットしてるもの、これを機にヴァシリオスも新しい家族のような存在に出会えるかもしれません😊😊😊💕


God natt...