いつもごきげんな次男は朝から大声で歌を歌いながらご飯を食べに居間に入ってくる
今日はユーミンの中央フリーウェイを歌っているらしい
「中央フリーウェイ」までは良かったけどね
「右に見える競馬場〜左にも競馬場〜、この道は〜、まるで競馬場〜馬券を買おう」
中央競馬場の歌かなんか?
実際は手近に競馬場はないから買ってないみたいだけどね
そう言えば、今は20歳を過ぎれば馬券を買えるけど、その昔は大学生は馬券を買えなかったのよね、法律で。買えるようになったのはここ数年前からだったはず
昔、高卒で入社してきた会社の後輩が
「20歳になりました!」と笑顔で話していたことがあった
「おお!じゃあ、早速飲み会しよう!」
「乾杯しよう!」
と盛り上がる中、誰かが
「馬券でも買ってみようか?」と言った
すると彼女は
「それだけはダメです。私、父が競馬の関係者なので」
その時に当たり前だけど競馬の組合?の関係者、騎手、厩務員、アルバイトなどは馬券(勝馬投票券)を買ってはいけないのだと知った
家族はグレーゾーンなんだろうけど、彼女のお父さんは家族にも「李下に冠を正さず」の教えなのか禁止していたらしい
彼女はいわゆるやんちゃなところがある女の子だったけど、(当然ながら20歳前にしっかりお酒は私より強かった)そういうお父さんの一本筋の通った教えのせいなのか高校卒業後はしっかりとお仕事をこなす良い子だった
その後若くして非常にお堅いお仕事の方と結婚して3人か4人子どもをもうけたときいた
次男の替歌で思い出したお話でした
ところでさ、すごーい恥ずかしいんだけど。
私「李下」ってずーーーっと「梨の木の下」だと思ってたんだよね
李、ってスモモの事だったんだね
恥ずかしいっっっ
良い週末をお迎えくださいませ