夫から事故の一報を受けて、私が出来ることはなんだろう?と考えた。


まず、我が家の任意保険の証書を探した。


証券番号、事故にあった際の電話番号などを写真に撮ってラインで夫に送る。


そして、困ったときの「私専用お悩み相談室」に報告。「まず、何すれば良い?これからすることは?首痛いって言ってるんだけど……」と質問を投げかける。


https://ameblo.jp/maria-bs2018/entry-12830117228.html 



すると、さすが、海千山千、酸いも甘いも噛み分ける女性たち。爆笑

「保険会社電話して!」
「怪我は?少しでも異常あるなら救急車よんで」
「停車中の追突なら10:0、弁護士つけて」
「その時大丈夫でもあとから首や頭が痛んだりするから、絶対病院行って」
「診断書もらって警察行って人身事故にしてもらったほうがいい」


あっという間に今までの経験から的確なアドバイスの嵐。

で、そのラインで

「ん?」と思ったのが「弁護士」の文字。

「弁護士?コッチ、被害者なのに?」

でも、実はこれ、すっごく大事なことでした。


家に戻ってきた夫とまず、自分のところの保険会社に電話をしました。
これは隠すこともないから書きますが、我が家の自動車保険は「ソニー損保」です。

30代くらいまでは代理店タイプの地元の保険会社と契約していました。

担当者の方が、義父、八兵衛の知り合いでなんていうか、圧の強すぎるおじいさんでした。

その人と何となく合わないな、と感じていて。
車を買い替えるときに、ディーラーを変え、それを機にその人との付き合いをやめてソニー損保さんの保険にはいりました。

前に比べると保証の面などで安心できるし、満足しています。

さて。時間はとっくに営業時間を過ぎていたのですが、もちろん24時間受付なので相手に繋がりました。

追突されたこと、首に痛みがあること、相手は居眠り運転だったこと、警察の検証も済んだことを話しました。

すると担当者さんは体の心配をしたあと

「この件の場合、10:0になるケースですので、法律により私どもが交渉に入ることはできません。相手方保険会社とはお客様ご自身での交渉となります」

え?そうだった?
と、思い、過去の追突事故を思い出しました。

そうだ。そう言えば全部向こうから保険会社が連絡してきて、言われるままに病院に行って治療を受けて、車を直して………

挙げ句に何度目かの時には一方的に「リハビリは終了」を宣言されたこともある。

当時義母が夫の車に同乗していて、病院に通っていたのだが、車のない義母はタクシーなどで通う必要があった。「タクシー代は高額になるので病院をもっと近くや公共交通機関の通ってるところにしてくれ」と言われ、何だかもやもやしたことがある。

それもこれもこちらが被害者にも関わらず、向こうの保険会社に指示されてしまってるからなんですよね。

相手は交渉のプロ。できるだけ契約者である加害者に寄り添い、会社の損失が少なくなるように動くのは当然で。

被害者である我々は言われるままになんですよ。

これはあくまで10:0の割合の場合ね。

ただね、突然もらい事故にあい、体の調子が悪い。病院にいったり、自分の車を修理に出したり。その上、プロの交渉人と渡り合う。

これ、どう考えても無理。

そんな中、ソニー損保の受付の方が

「弁護士特約にはいってますので、弁護士に委任する時にはご一報ください」

弁護士特約?なにそれ?

私は改めて弁護士特約を調べました。



続きます





参考までに、追突事故の場合の説明を切り抜きました。