また出ました。
今度は大学病院の職員でした。
猫カフェから譲渡された猫に、消毒用のアルコールを浴びせて火をつけました。
もーう・・・いたたまれません。
猫ちゃんは幸い一命をとりとめたようですが、全身火だるまになった事は、獣医は一目でわかったそうです。
「むしゃくしゃしてやった」と言ったそうですが、聞いた瞬間
「だったら自分が火ダルマになって死ね!!!」と叫んでいました。
この猫ちゃんは野良だったのを保護されて、この男に譲渡されました。
全身火だるまにされるぐらいなら、野良で居たほうが良かったのではないかとさえ思えて来ました。
以前もありました。
その時も、保護団体から再三譲渡を受けては、次々に虐待して殺していました。
何匹目かにばれて逮捕されました。
何でこんな男に譲渡するんでしょう?
団体さんには私も再三、問い合わせてもう懲りました。
団体さんが一番に聞いて来るのは、仕事と年収です。
だから、今回や前回逮捕されたような、仕事をしている独身男性は譲渡を受けやすいのでしょうけどね。
私が以前問い合わせた時もしつこく聞かれて驚きました。
初めて電話をしてきた相手に、家の築年数、家族構成、全員の仕事と年収エトセトラ。
もう恐ろしくなって切りました。
しかも深夜でした。
それなのに翌朝、帰省する新幹線に乗った途端電話が鳴り呆れました。
私は当時、フルタイムの正社員でもあり、年収はありました。
それでもしつこく色々聞かれて、一体何の団体何だろうと思ったものでした。
その辺で保護犬は断念して、今の子を迎えました。
その後、ご近所でもたくさんの犬友さんが出来ました。
最もお世話になった御婆さんとは、そこの子が亡くなってからは、めったに会わなくなりました。
ですが、たまーにお会いする時には、やっぱりさみしいから次も考えていらっしゃるそうです。
ただ、もうかなりご高齢という事もあり、れば、近くのお嬢さんに育ててもらう事になるため、勝手には決められないとか。
意外な事に、犬友さんですが、本当は猫ちゃんを育ててみたいのだそうです。
所が、そのお嬢さんが猫アレルギーのため、猫は絶対にダメだと言われているそうです。
本当に好きな人は、先の事も考えて迎えます。
後から聞いた話でも、私のように保護団体に出向いて酷い目に会い、結局はお店やブリーダーさんから迎える人も多いのです。
その中には、本当に愛情深く育てておられて、ご自身に何かあっても、誰か託す人がいるから迎えた人も多いのです。
ですが、大半の保護団体は、高齢者は門前払い、後は家まで来て内装や外装にまでケチをつけられて傷つけられた人もいます。
ご近所でも、年金暮らしの御婆さんたちは、野良猫の虚勢や避妊を自腹で行い、出来る限り家にあげて世話をしている人たちもいます。
いい加減、団体さんも譲渡する相手を選ぶ基準を考えても良い時期じゃないかと思いました。