都議会、国会でまで、女性議員にたいするセクハラ発言が波紋を広げています。
海外メディアには、日本はまるで時代錯誤をしているような書かれ方をされています。
一般企業でさえ、しっかり禁止されている発言を、何も議会のさなかにする必要がどこにあるのやら?
これ・・・集合意識の影響が強いと思います。
遺伝的な思考パターンも強いですが。
まず、国会自体、圧倒的男性が多いのです。
これまでの選挙では、やれマドンナだのなんだのと散々女性を持ち上げるフリをしながらも、結局の所、日本人の男性の意識の中には。。。
悲しいかな、今回のような『早く結婚しろ』『子供を産め』
最低なのは『産めないのか』的な意識の方がはるかに強いのです。
ここで『産めませんけど何か?文句ある?』とでも言って睨みつけるぐらいの気迫があれば、国会はどうなっていたでしょうか?
私が知る限り、不妊治療をしているご夫妻の半分は・・・男性に問題があるのです。
でも、公表されるのは、ほとんどが女性側の問題ばかり・・・
ここにも私は違和感を覚えます。
男性は見栄があるから?女性は責められて小さくならなくてはいけないの?
そして、それを受け取る女性たちにも、悲しいかな・・・
根強く同じような刷り込みがあるのです。
運良く子供を産んだ人は・・・容赦なく産まない女性を責め立てたりしますね~
その裏にあるのは『優越感』です。
このように、男尊女卑、女性蔑視の根強い社会の中で『私は産めた!』という自負があるように見えます。
でも、本当に子供を産む気もない人にとっては、正直人ごとでしかないんですよね~
女性は家にいるもの、子供を育てるもの。。。。
これ、古代までさかのぼっていいほど古い思考ですよね~
そう言えば・・あのマリア・テレジア女帝は、王家にとっての子供は財産、多い方が良いと、16人産んで、10人を成人させたのが、当時では素晴らしいことだったそうです。これは本で読みました。
王室でさえ、6人が命を落としていたのです。欧米の女性はタフですな~
今は・・・そう減りませんよね~
中でも日本は、医療制度が整っており、とことん治療を受けられます。
あ~めんどくさ。。。
集合意識など、そうそう替わるものでもないため、結局の所、ドラマの米倉さんを真似て、開き直って言い返すことにしようかな~。
『○○ですけど何か?』って。