■ ボジョレー・ヌーヴォー | 忘 日 庵

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薀蓄嫌いの愛飲家であり提供者 の 気ままな 雑記&備忘録です。


11月17日 ヌーヴォー解禁
 当店では、17日午前零時、つまり16日の深夜に開栓し、乾杯しました


ドメーヌ・ジョエル・ロシェット
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー キュヴェ・プレステージ 2011

日本への割り当て量は僅か300ケースのみという希少品です。

レニエ村に本拠地を置き、21歳の息子さんと共に親子2人で運営される家族経営のドメーヌ。
通常ボジョレーに於ては、フルーティーさと軽やかさを大きな特徴とするために当然除梗を必要とします。が、この作り手は、ボージョレ特有の風味に加えて、しっかりとしたボディ等も備えたワインづくりを目指すことから、除梗をしないばかりか、セニエまでも行ってしまいます。
 
非常に豊かな果実味、ちょうどよい酸、雑味なしという評価があります。

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去年も一昨年もインポーターのAさんがわざわざ来店して下さり、一緒に乾杯、そしてこのワインのお話をして下さるので、お客様はとても喜ばれました。

今年は、Aさんのツイッターによると東北におられる様子。なので、あまりお客様にも宣伝せず当日を迎えました。
フェイスブックページに「今年はAさんはいらっしゃらないけど頑張ります」と書いたところ、なんとそれを見ていたA氏、「今東京に戻ってきました、これから向かいます!」 との書き込みを あわててツイッターで、皆さんに呼びかけました

Aさんが来店された11時40分頃には、なんとか満席になっていました。やはり、お客様は喜びますよね。楽しい乾杯となりました

うちのような小さなお店に、しかも取引はとても少ないのに、疲れ切った身体でわざわざ駆けつけて下さる彼には、本当に頭が下がります。Aさん、ありがとうございました!<m(__)m>

このヌーヴォー、とても美味しいです。お客様も、え?これヌーヴォー?というほど、良い香りと味わい。時間が経つとどんどん果実の甘みが増してきます。
一杯で帰るつもりだった方達皆、二杯目を注文されました