瀬戸内国際芸術祭は終わってしまったけど
アートの瀬戸内に行きたいと前々から思っていました。
上陸と同時に独特の空気が漂う犬島。
100年も前の廃墟だった精錬所の美術館。
光をたどって暗闇を進むと 煙突からの空気が渦を巻いてごうごうと音を立てる。
ちょっと不思議な空間でした。
1909年から10年だけ創業していた精錬所。
戦争の特需もあったのかもしれません。その後 銅が暴落して廃墟になります。
精錬したゴミをそのまま海へ捨てていた時代の名残、黒く重い砂が足の下で音を立てます。
眼下に見える海は青く 煉瓦の周りが松の木でなければ、
ここはスペインか、みたいな景色でした。
瀬戸内での泊まりは小豆島。この島も初めてです。
丘の上のホテルから西南、四国方面を眺めたところ。
小豆島と言えば、・・・二十四の瞳 オリーブ ・・・くらいしか思い浮かばない貧困さ
オリーブ園で、お食事
ひしお丼 茄子やエリンギにお肉のそぼろ、レタスや揚げたそうめんの丼に オリーブオイルを垂らしていただきます。
これがまた美味しかった。
オリーブ園 なぜか風車
島は起伏に富んでいて 耕地が少ない。
なので、中田地区には千枚田があります。
日本のあちこちで見かける里山の風景。美しいなぁと思います。