東北、平泉に出張。


始めて中尊寺に行ったのはもう四半世紀前。


遠くに出かけると「もう2度と来ないかもなぁ」と しみじみしながら


その後も結構足を運ぶのは 結局その地とご縁があるかどうかなんでしょう。


これで4回目になります。


★カンパネルラの晴れ時々曇り★



今回は 中尊寺を大きくした藤原3代の初代 清衡公の頃存在したというご本尊、


丈六の釈迦如来座像の開眼法要。


★カンパネルラの晴れ時々曇り★
丈六というのは立ち姿が1丈六尺 4.8メートルくらい。

座像だからそれでも3メートル近くあって お手の印相がちょっと変わっています。

中尊寺といえば金色堂。これ、4年前のサービス写真。


★カンパネルラの晴れ時々曇り★




そして、中尊寺と対をなすように 世界遺産に登録された 平泉の史跡として有名なのが、


すぐお隣の毛越寺の浄土庭園。


★カンパネルラの晴れ時々曇り★


数百もあったという堂塔伽藍はすでになく、


山を借景にしてどこか、静かで大陸的な大泉が池が多くの歴史を語ってくれる


お気に入りの場所です。



お気に入りといえば、


泰衡に追われて 義経が自刃したという、高館の義経堂。


ここから見渡す北上川の光景が雄大で大好きです。


★カンパネルラの晴れ時々曇り★


すぐそばには奥の細道で立ち寄った芭蕉の句碑が。


「夏草や 兵どもが 夢のあと


藤原3代の栄華と 義経の悲運と・・・芭蕉は何を思ったのでしょうね。