好かれる人は欠点のある人、頑張っているのに好かれない自分でした | 人生を輝かせステージアップする

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ステージアッププロデューサー
シニアモデル
ヒマナイヌスタジオ (MC)司会

わたしは、小学生のころ、

女の子には好かれず、

男の子にはいじめられてばかりいました。

 

理由がわからなくて、

でも、自分は欠点が多いから

嫌われるのだと思い、

ひたすら「できの良い子」を目指しました。

 

しかし、この年になって、

わたしは、一介の市井の主婦であるのにもかかわらず、

ひょんなことから、

各界で活躍する方々と知り合う機会に

恵まれました。

 

そこで気がつくことは、

そういう人は、いわゆる個性的で、

アクが強くて、欠点だらけなのに、

人に好かれていることでした。

 

約束をすっぽかしたり、

時間に遅れたり、ズボラだったり…。

 

思い出すと、

わたしが配属された、二つ目の銀行の支店の

支店長などは、まさにこのタイプでした。

それなのに、とても慕われていて、

わたしも彼が好きでした。

 

かたや自分は、仕事はほぼ完璧にこなし、

時間も几帳面。

人当たりも気をつかっているつもりでした。

が、上司はともかく、女性社員からは

好かれませんでした。

 

前回の記事にも書きましたが、

足を引っ張られたり、嫉妬されたり、

それはもう、大変なものでした。

 

その支店長は、自分の欠点をよく知っていて、

時間に遅れたりすると、

「いや、すまない、すまない、俺の欠点だよな」

と言ってみんなに謝り、

ときに、心のこもった差し入れをしてくれたり

するのです。

 

形式的に謝っているのではなくて、

自分の欠点、短所を良くわかっている人でした。

愛情深い人でした。

 

わたしの場合、あるとき女性社員の一人から

言われたことがあります。

「あなた、私たちのことをバカだと思っているんでしょう」と。

 

もちろん、そんなことは、考えたことも

なかったのです。

 

でも、完璧を目指すと言うことは、

悪いことではないかもしれませんが、

それはときに、人に窮屈な印象をあたえたり。

 

また人よりできると、それが努力の賜物であっても、

どこか心の中に、密やかに傲慢な傲り(おごり)の

気持ちが忍び込んでいたのだと思います。

 

それがどこかで、わたしの態度にでていたのでしょう。

 

言葉に出さなくても、雰囲気でわかるというのは、

どの人も経験があると思います。

 

心からの、真の謙虚な気持ちをもつことの大切さを

学んだ機会だった思います。

 

そして、人から愛される人というのは

決して欠点のない人ではないということに

気がつくのに、ずいぶん長い時間がかかりました。

 

 

 

 

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