本日もお疲れ様です!
カフェオレです♪
第6幕
『商人と理不尽な神』
ホロとロレンスは地下水路を逃げますが、すでにメディオ商会の追手が近づいて来ていました。犬を放たれた事に気づいたホロは遠吠えで追い払います。
追手に刺されたロレンスはケガを負ってしまいます。もうすこしで地上に逃げられるとロレンスの手を引くホロでしたが、着いた先は高所の古井戸でした。
追い詰められた二人の前にヤレイが現れます。ホロを渡せと迫るヤレイは、ホロを教会に差し出して、ふるい時代と訣別するのだと言います。
ミローネ商会を潰し、関税を撤廃できれば、バスロエ村の麦は莫大な利益を生むと考えていました。ロレンスの利益にも繋がると説得しようとしますが、ホロとの契約を優先すると応えます。
「男は殺してもいい、女は必ず生捕りにしろ」と冷たく言い放つヤレイ。
立ち向かおうとするロレンスを止め、彼の血を吸うと、ホロは大きな狼の姿になりました。ロレンスには見せたくなかった姿でしたが、彼を救うため狼の姿へ…
ホロに怯えてしまうロレンス。ホロは麦を咥えて去ろうとします。破いた高い服を弁償してもらうと叫ぶロレンスを残し去っていくホロ…
ロレンスが目覚めるとマールハイトの姿がありました。ホロは教会に見つからずにすんだようでした。巨大な狼がロレンスを守っいると聞き、マールハイトがそこへ行くと人の姿のホロがいたと言います。
しかし、ホロは行き先も言わず出ていってしまったようです。
取引はうまくいったようで、メディオ商会が欲しがりそうな特権は王家から引き出せました。ホロが告発されることは無いと聞きロレンスは胸を撫で下ろします。
銀貨は大量に手に入れましたが、関税や手数料などで、残念ながら利益は少なくなっていました。
メディオ商会は確実に儲けを見込める商売がしたかったと見え、特権のために千枚の銀貨をよこしてきました。ロレンスは銀貨ではなく胡椒をマールハイトに求めることにしました。
ロレンスに請求書が届きました。取引の覚えが無かったロレンスでしたが、その内容に思い当たりました。
たくさんの林檎を積んだ荷馬車にホロの姿がありました。
マールハイトは二人の姿を見て呟きます。「狼と香辛料か…」
ロレンスはホロを北へ送り届ける約束のため戦おうとしました。ホロが狼の姿になったのはその約束を果たしてもらうためだったのか、ただロレンスを守りたかったのか旅を続けてきて情がうつったのかもしれません。
明日も平和で楽しく🕊️
幸せな1日でありますように!