本日もお疲れ様です!
カフェオレです♪



    

第十二話(最終回)

The Sun
Always Rises



〜あらすじ〜

古い灯台が立つ、長崎近海の小さな島ーー。
そこが阿片の隠し場所をだと突き止めた雷蔵たちは最後の大勝負を仕掛ける。その襲撃を予期して待ち受けていた貞だったが、部下の報告に苛立ちをあらわにする。一行は二手にわかれ、雷蔵、徹破、惣二は島へ。そして幽烟と鳰は本丸である宍戸邸に乗り込んでいたのだ。
阿片をめぐる攻防を制するのは果たして…⁉︎



 

〜感想〜

いよいよ最後の大勝負。
島に乗り込む雷蔵、徹破、惣二は貞一派の攻撃に苦戦します。撃たれた徹破を惣二に任せ一人灯台へ向かう雷蔵。そこには貞が待ち構えていました。

一方幽烟と鳰は宍戸邸で大暴れ。二人の前に現れた虎を巧みに誘導してピラニアのいる池の中に落とします。

雷蔵と貞の一騎打ち。飄々としている貞ですが腕は確かなようで雷蔵は苦戦します。
貞の刀を体にめり込ませてまで貞を斬ろうとする雷蔵。死を覚悟して戦う雷蔵と、金の為に人を斬る貞との心構えには大きな差がありました。雷蔵は貞を斬り阿片の場所へ辿り着きます。

逃げる事なく幽烟を迎える宍戸は幽烟の望みはこの世を地獄に変える事で、それを宍戸と幽烟で見下ろすと言います。
宍戸は幽烟と鳰により殺されました。
阿片は爆薬により消滅、礼拝堂に劉の恨みがはらされたことを報告する幽烟。

雷蔵は唯の絵を描き続けていました。利便事をやり遂げたその姿は侍には見えませんでした。
幽烟と出会った川原に赴く雷蔵の前に、貞一派の捨が現れ雷蔵に刀を突き刺します。その表情は安堵しているように見えます。
その場に崩れ落ちる雷蔵の手には唯のかんざしが握られていました。〝唯〟と呟き永い眠りにつく雷蔵の元へ幽烟が現れ見届けています。
螢の飛び交う美しい情景の、なんとも切ないラストシーンでした。

信じたものに裏切られ、愛するものを無くし、帰る場所も無くした雷蔵。初めから死ぬ覚悟で許嫁の唯とその父の利便事を果たそうとしていたように思えます。
最期は捨に殺されてしまいますが、雷蔵のその時の表情は柔らかく、唯の元へ逝けると思っていたのかもしれませんね…

終わってしまい残念です…
面白かったです。







幽烟が色っぽくて一番推していました❣️

梅原裕一郎さんの声もバッチリ合っていました。




明日も平和で楽しく🕊
幸せな1日でありますように!