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中国経済が四半世紀ぶりの低成長となる中、近隣の香港やマカオ、台湾経済への影響は特に目立っている状況
1-3月の香港とマカオ、台湾は軒並みマイナス成長だったけど、ＨＳＢＣホールディングスのアジア経済調査共同責任者、フレデリック・ニューマン氏は『こうした波紋は一段と広がる公算が大きい。中国経済の減速が続くのに伴い、同国は今後も世界経済の足かせ要因となるだろう。こうした過程ではインフレ圧力が抑えられ、金利も低水準にとどまる』と指摘
深圳や上海などの都市の発展に伴い、本土に通じる金融の玄関口としての香港の立場は後退してきた一方、消費意欲が旺盛な本土の観光客はかつてほど香港を訪れなくなっており、日本やタイなどの国に足を伸ばしている感じ？
マカオでは中国の反腐敗運動による影響が根強く、4月のカジノ収入は1年11カ月連続で減少
1-3月のGＤＰは前年同期比13.3％減
台湾のテクノロジー関連メーカーは中国のライバル企業との競争が激しくなっていて、最大の市場である中国の需要鈍化もあり、台湾にとってはダブルパンチに
【オージードル 1時間足】
0.7300-20ドル 断続的に売り
0.7145ドル 買い
0.7135ドル 割り込むとストップロス売り
0.7100ドル 買い厚め
国内の消費や観光の活性化を狙う中国政府は、ミラノやソウルで爆買いする国民に中国国内で散財してもらうよう知恵を絞っているようで、中国の最南端にある海南島では2月、免税品の買い物に関する規制が緩和
世界最大のデューティーフリーショッピングセンターを擁する中国国旅（ＣＩＴＳ）などの企業は、これを追い風に業績を伸ばしており、ＨＮＡグループでは売上高が160％急増
中国では高級品の売り上げが昨年2％減少した一方、ベイン・コンサルタンシーの試算によると、中国人はパリやロンドン、東京など海外都市で高級品の80％近くを購入
海南島では2011年以降、観光業促進に向けた試験プログラムの下で、免税店は中国本土よりも最大で30％安く商品を販売
これまでの規制によると、免税品の買い物は年2回、毎回8000元が限度とされていたけど、それが規制緩和の結果、今年2月1日からは、年間の購入額が合計1万6000元以内であれば、買い物の回数に制限はなくなったり、免税店が商品をオンラインで販売し、旅行者が空港で商品を受け取るという形態も可能に
海南島は気候が温暖で60以上のビーチもあることから、ディベロッパーの関心も高く、同島南端に位置する三亜市には建設中のものも含めて、数多くの高級リゾートが集まっている模様
ただ、中国人の多くは最近、より手の届く商品にカネを使う傾向に？
ある日の午後、中国国旅のショッピングセンターでは、シャネル、エスティローダー、ロレアルの化粧品店に長い行列ができていたけど、高級腕時計店では閑古鳥が
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